鯖江市がクラウドファンディング参入へ!

こんにちは。
クラウドしてますか?宮地です。

福井県鯖江市で、
この度クラウドファンディングに本格参入するとのニュースが流れました。

なんと、これが行政としては国内初。

鯖江市といえば、
JK課や、データシティ鯖江など、
様々な面白い取り組みをしていることで有名。
その鯖江市が今度はクラウドファンディングに本格参入ということで、
大きく注目されています。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、
WEBなどを通し、アイデアを実現するために多数の人から資金を集めること。
有名なクラウドファンディングサービスにCAMPFIREなどがありますが、
例えば、こういうイベントを開催したい、しかしお金がない、、、
なので、WEBを通してお金を集めよう!
ということで、イベントの趣旨や理念などを伝え、
共感してくれる方からお金を集めます。
お金を支援してくれた方には、支援額に応じたお礼の品でお返しします。
よくあるのは、3,000円でお礼メッセージ、
10,000円でパンフレットに名前記載、などですね。

これまでは、資金調達といえば、
銀行や親族・友人からお金を借りたり、
助成金を探すなどしかありませんでしたが、
クラウドファンディングの登場により、
資金調達の垣根が一段と下がったように思います。

福井のクラウドファンディングといえば、
つい先日、坂井市春江町にある、
株式会社長田工業所さんが、
溶接工場をテーマパーク化するプロジェクト:アイアンプラネット
で、60万近い資金調達を成功させています。
目標額が当初30万だったので、約2倍に達したわけです。

FAAVOさばえ

FAAVOとは、地域特化型のクラウドファンディングプラットフォームで、
2012年にFAAVO宮崎の開設を皮切りに、全国30エリアで展開しています。
エリアオーナーといって、他地域は、NPO法人や法人が担当しているわけですが、
今回初めて、行政がエリアオーナーとして担当するわけですね。

鯖江市は、眼鏡・繊維・漆器で知られていますが、
これら地場産業に加え、ITの新技術・新商品開発への機運が高まっており、
資金調達が課題になっていました。
それが今回のFAAVOさばえ開設につながったわけです。

具体的な流れとしては、
何かアイデアがあるとして、それを鯖江市側へ提出。
運営を担当している、福井銀行グループである福井ネット株式会社の担当とやり取り、
企画を練り上げます。
そして、その後FAAVOさばえに企画が掲載されます。
この段階で、一般の方の目に触れるようになり、
企画を閲覧した方から資金の支援を受けられるようになります。
目標額に達した場合、申込のあった金額の90%が振り込まれます。
お礼の気持ちを込め、リターン品を支援者に送ります。
達しなかった場合は、支援金は振り込まれません。

今後ますます盛り上がりを見せるクラウドファンディング業界。
鯖江市を皮切りに、今後も行政主催のエリアが増えるかもしれません。
FAAVOさばえで今後どんなプロジェクトが生まれるか、期待です!

Facebookページ
https://www.facebook.com/faavo.sabae

FAAVOさばえ
https://faavo.jp/sabae

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