ギネス記録に登録されている3つの世界一!福井はこんなこともやっていた

ギネス記録とは「世界一」の記録のことです。ルールに従って何らかのことで世界一を成し遂げると、ギネス世界記録として認定・登録される仕組みになっています。ギネス記録は個人単位のもともあれば、地域で記録を出して認定を受けている記録もあります。

福井にも何かあるのでは?・・・と思って調べてみたら、ありました。福井には知る人ぞ知るギネス記録が3つもあります。

福井県の意外なギネス認定記録をご紹介します。

実は福井県の自治体、裏でこつこつとこんなことをやっていました。

福井のギネス記録とは?サバに眼鏡に箸

福井県のギネス認定記録はどれも「福井のご当地物」にまつわる記録です。

福井といえば第一に出てくるのがサバではないでしょうか。サバは福井のご当地グルメであり、全国的に知られた名物でもあります。眼鏡や箸も福井の有名産業ですよね。

福井の誇るギネス記録は、サバ・眼鏡・箸の3つです。

福井のギネス記録①2015年認定の「世界最大サバ寿司モザイクアート」

画像引用:https://www.guinnessworldrecords.jp

最初に紹介するギネス記録は、福井名物であり福井の魚介類といえばこれ!

「サバ」です。

福井の大野市はサバによる寿司モザイクアートで世界のギネス記録認定を受けました。

大野市では梅雨が明けた頃に昔から焼きサバを食べる習慣があったそうです。これからやってくる夏に備えて、焼きサバで体力をつけるためです。

福井の焼きサバならびに焼きサバ寿司は全国的によく知られていますから、現在では大野市だけでなく、日本中で食べられていますよね。とは言え、福井、そして大野市はサバと共に歴史を作ってきた自治体ですから、サバや焼きサバへの想いは他県の比ではありません。

そんな福井の大野市では、焼きサバで巨大なモザイクアート寿司を作成し、ギネス記録に挑戦。なぜ焼きサバでモザイクアートに行ってしまったのかはよく分かりませんが、福井県民グルメであるサバでギネス記録に認定されたことは喜ばしいことですよね。

>ギネスワールドレコーズでの紹介記事

福井のギネス記録②2011年認定の「世界で最も長い眼鏡チェーン」

鯖江市と言えば眼鏡。眼鏡といえば福井の鯖江市です。

鯖江市の眼鏡シェアは日本国内の約96%にも上ると言われています。そんな鯖江市ですから、ギネス記録も当然ながら眼鏡。眼鏡につけるチェーンの世界最長に挑戦し、2011年に見事ギネス記録に認定されました。ギネス記録に認定された眼鏡チェーンの長さは何と2,000メートル以上だそうですよ。凄い長さですね。

鯖江市はもともと冬場の農閑期の仕事として眼鏡産業を発達させました。農閑期の手仕事だった眼鏡作りが今ではすっかり福井を代表する産業になっています。今後も福井の眼鏡の街として頑張って欲しいですね。

福井のギネス記録③2009年認定の「最大の塗り箸(若狭塗箸)」

画像引用:http://www1.city.obama.fukui.jp/

福井県の伝統工芸として知られる若狭塗箸。若狭塗は小浜市で主に発展した漆塗で、庶民が普段使いしやすい箸などを多く作っているのが特徴です。

また、若狭塗箸は若狭の美しい海の様子を描いた塗箸としても知られています。アメリカ大統領にもプレゼントされたニュースも有名ですよね。

若狭塗箸については別記事でもご紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

福井の小浜市ではかつて巨大な若狭塗箸を作りギネス認定を受けています。認定されたのは、8メートル以上の巨大な若狭塗箸です。単純計算で人間4人以上の大きさでしょうか・・・。

巨大な若狭塗箸の作成には5カ月もかかったのだそうです。塗りの回数は6回で、重量は1トン以上だとか。

福井は若狭塗箸のご当地、つまり日本トップクラスの箸の生産地として有名です。歴史の中で磨いてきた技術を遺憾なく発揮した一品ですが「いったい誰が使うのだろう」とも思ってしまいますね。

福井のギネス記録をご紹介しました。

各自治体には、ぜひギネス記録をさらなる技術でもって塗り替えていただきたいですね!

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