各県には「これぞわが県の誇るもの」「日本全国の中で我が県はこれで1位」という何かがたくさんあります。福井県にも当然ですが、日本1位のものがたくさんあるのです。
今回は「あなたはまだ本当の福井を知らない」の第6弾として、福井が日本1位になっているものをご紹介したいと思います。
なお、過去の福井の豆知識記事①~⑤では、福井の県花や鳥、木などをご紹介しました。先に①~⑤をチェックしたいという方は、リンクからどうぞ!
それでは、福井が誇る「日本1位」を順番に見ていきましょう。
帝国データバンクの資料で判明した福井の1位はこれ
2020年2月26日に帝国データバンク福井支店が発表したデータによると、福井はすべての都道府県の中で社長排出率が第1位。実は福井県、1982年から2019年まで社長排出率でトップを独走している県なのです。
福井県は昔から海産物加工や眼鏡の部品製造、繊維加工などが盛んで、多数の会社が育って地域でした。現在も眼鏡や繊維、海産物では有名な県ですから、古い会社が元気に事業を行っていることも少なくありません。
社長が多い理由のひとつが、独立資本の多さだといわれています。
社長排出率が少ない県では「社長ですか、すごい」なんて言われるかもしれません。ですが福井では「実は自分、社長なんです」「奇遇ですね、私も社長なんです」という会話が交わされるときもあるかも。
日本の産業をけん引するのが会社です。そんな会社を引っ張っている社長を多く輩出しているわけですから、すごいですよね。
眼鏡といえば福井!しかし〇〇(楽器)も福井が日本1位
眼鏡といえば福井県です。福井が眼鏡フレームの国内シェア9割を誇ることは有名ですよね。
世界的に見ても福井県はメガネの聖地になっています。しかし、福井県は眼鏡フレーム以外にも、ある物の生産で日本1位。世界でも2位と、聖地になっているのです。
福井が日本1位、世界2位になっている楽器が何かご存じでしょうか。
福井が日本1位の生産を誇る楽器・・・それは、ハープです。
実は、日本国内でハープを生産しているのは福井県のみ。優雅な柔らかな音色をした国産ハープはすべて福井県産ということです。
福井のハープは永平寺町にある「青山ハープ」が製造しています。青山ハープではグランドハープやアイリッシュハープなど、年間約800台を製造しているのだとか。
ハープは世界的に見ても量産されているわけではなく、福井県が世界シェアの20%を占めている状況です。世界ではハープ生産のランキング2位が福井県になっています。
日本の道路事情は福井が守っている?〇〇の生産量も日本1位
道路に欠かすことのできないある物も福井が日本1位の生産量になっています。
ある物とは、カーブミラー(道路反射鏡)。見通しの悪い道路や交差点などで欠かすことのできない大切な交通アイテムではないでしょうか。福井県はカーブミラーを多く製造しており、製造量は日本1位。
カーブミラーは一見するとただの鏡に見えますが、汚れ防止のチタンコーティングや曇り防止の加工などが施されています。何より、日本の交通事情を守るアイテムとしての貢献度は非常に高いもの。
日本の交通事情を守るために、福井が果たしている役割は大きいのではないでしょうか。
他にも福井には日本1位がたくさんある!
この他にも、福井には以下のような日本1位があります。
- 油揚げの消費量 1位
- 県立図書館の個人の貸し出し数 1位
- 全国学力テスト 1位
- 全国体力テスト 1位
このように福井が日本1位になっているものは、かなり多いのです。
面白いし、凄いですよね。
次回も福井の面白いネタをお届けしたいと思います。
お楽しみに!
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