福井県鯖江市の東側に位置する河和田地区。
どこまでも広がる田園風景と、その周りを囲むようにして立つ山々。
古くから漆器作りや眼鏡作りが有名で、日本はもとより世界にもアピール出来る物作りを行っています。
夏には河辺でホタルが飛び回り、非常に幻想的な風景が見られます。
今回紹介するのは、そういう「超」が付く程の田舎に店を構えたセレクトショップです。
およそお店には見えない、外観
そのセレクトショップ”D”Riverの衝撃の外観がこちらです。
私は一回素通りしました。「店感」が皆無!
濃いグレーの外壁、室外機、砂利道、こんなに周りの風景に配慮(調和)したセレショは初めて見ました。
中は、ちゃんと「セレクトショップ」してます
店内の様子。
このような、
感じです。
サーフ系、西海岸風の衣料や小物類をメインに置いている様子。
個人的にサーフ系と聞いた時、もっとギラついた印象の服装をイメージしたんですけど、
ゆるく普段使い出来るラフさと、それでいてさり気ない洒落感の出たシルエットが絶妙!
取扱いブランドはネットショップのページにてご確認下さい。
カフェも併設されています
同じ建物内にあります。こちらは「Hoorii-cafe & Yamaoku-Bar」という名前。
名前にバルと付くだけあってお酒も出されます。お酒を飲む際は代行かタクシーで!(約2キロ離れますがラポーゼかわだという温泉宿もあります。)
カフェの窓を覗くと、雄大な日本の原風景が広がっています。
この日はいろどり野菜の山奥パスタを頂きました。
いわゆるカフェ飯を食べながら、眼前に田園風景が広がっているというのは、何とも珍しい体験。
オーナーにお話しを伺いました
私「何故、ここにお店を構えたんでしょうか?」
オーナー「オンラインショップも併用してやる前提だったから店舗は山奥でも別に良いかなと。それに、山奥にセレクトショップがあるのは意外性があるしね!」
私「どういったお客さんが来ますか?」
オーナー「この近辺の方はあまり来られない。福井市内や県外から結構来られる。メンズ中心だけど女性のお客さんも多くて、小物雑貨類を手に取る事が多いね。」
私「正直、この立地でお客さんの入りってどんな感じですか?」
オーナー「意外と来てくれますよ!福井市内で店出したぐらいの客足はありますね。」
私「どのくらいやっていますか?」
オーナー「(2017年の時点で)セレクトショップの方は10年、カフェは4年になりました!」
冬の景色
私の撮った写真の緑の青々しさから分かる通り、訪問時期は昨年の9月頃です。
冬はどんな感じかなと思って12月に再訪問したのでこちらもご参照下さい。
特に、カフェの窓から見える雪景色が素晴らしいので。
「知らない」は損失だなとつくづく思う
福井の人に「服ってどこで買う?」と聞くと、大体県外のアウトレットモールか石川の片町という回答じゃないですか?
理由が、「服屋が無い」、と。
いやいや、あります!知らないだけ!
好きなブランドを扱う店が無い、なら分かりますが、小規模ながら上質なドメブラを扱うお店は県内に点在していますよ。
福井に住む若者が「福井は何も無いんだ」とへし折れて、県外のお店にお金を落とし、
県内の消費はますます落ち込み、曇天が天を覆う…という未来がありありと眼裏に浮かぶ。
その点こちらの”D”Riverさんは上手く情報発信をしているなと感じますね、TVにも出られたようです。
SNS(カフェのInstagram、ショップのInstagram)、ネットショップ等を駆使して県内外のお客さんを引き入れているので。
普段はお酒についてどうのこうの書いている私ですが、
「知られない」のは寂しい事だと思い、こういった福井のセレクトショップを紹介しようと思った次第です。
皆さんもっと福井でお金使っていきましょう。
今後も気が向いた時にショップ情報はリリースしていくので!
店舗情報
店名 | “D”River Hoorii-cafe & Yamaoku-Bar |
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住所 | 福井県鯖江市北中町24-20 |
営業時間 | 12:00~20:00 |
連絡先 | 0778-42-7378 |
定休日 | 月曜日・木曜日 |
※営業日と定休日は2018年から上記のものになったので注意。
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