福井のニュース前編に引き続き、後編もちょっとしたニュースをコンパクトにお届けします。新型コロナや事故、全国ニュースなどの裏で、福井ではこんなニュースがありました。
恐竜が食べられる!福井発のワニ料理スタート
福井は言わずと知れた恐竜王国。恐竜関係の旅行スポットもありますし、お土産品も有名ですよね。そんな福井に新たな名物が登場しました。
その名も何とワニ料理。福井は恐竜王国なのでぜひ食の面でも福井の恐竜王国ぶりをアピールしたいところですが、恐竜は絶滅しているため、恐竜自体を食べることは不可能です。そこで福井が考えたのは、恐竜によく似たアレ。そう、ワニです。
恐竜の肉はワニ肉と鶏肉の中間と予想されているのだとか。福井の洋食店「カフェ 森のオーブン」はワニ肉カレーやワニ肉シチューを提供しました。
こちらの洋食店は恐竜時代より前にあるイチョウの葉を食材に使うなど、かなりの本格派。サラダのドレッシングには古い時代に生い茂っていたソテツを使っています。
ワニ肉・・・食べたことのない人にとってはちょっとドキドキですが、評判は上々の様子。子供を「ちょっと恐竜を食べに行く?」と誘ってみて、反応を見てみたいものです。
宝くじ当選なみの希少ヘビ「シロマダラ」が発見される
ワニや恐竜とは爬虫類つながりのニュースです。
福井では2020年に「幻のヘビ」といわれる「シロマダラ」が発見されて話題になりました。
シロマダラは絶滅危惧種の幻のヘビで、発見は極めて珍しいとのこと。黒と白のマダラが特徴的なことからシロマダラという名前で呼ばれています。
シロマダラは小さなヘビで、太さはブールペンほど。体調は30~50センチほどだとか。このシロマダラは福井でも発見されており、そのときの写真では手のひらサイズのミニチュアのようなヘビでした。サイズ的にはヘビというよりミミズという印象があるかもしれません。
シロマダラは夜行性で、人里より山中で目撃されるケースが多いといわれます。小さなヘビなので、側にいてもあまり気づかないのかもしれません。目撃例の少なさや個体数の減少から、現在では「目撃したら宝くじに当たったようなもの」とまでいわれる幻のヘビになっています。
幻は意外と身近なところにひそんでいるのかもしれませんね。
福井でかまぼこ需要が増加!鹿の子かまぼこもアニメ人気で反響
新型コロナの影響で需要が下がった業界もあれば、逆に需要が増えている業界もあります。福井のかまぼこは新型コロナの影響で需要が伸び、2020年は製造数が1割増加だとか。
年末年始に外出自粛で家にいる人が増えたため、かまぼこ需要が伸びたのではないかといわれています。「コロナで外に出られないから、自宅でかまぼこ(おせち)を食べよう」という流れですね。コロナによる意外な影響ではないでしょうか。
福井のかまぼこ自体の需要が伸びる中、福井の名物のひとつ「鹿の子かまぼこ」も意外な理由で需要を伸ばしています。
鹿の子かまぼこは、緑とピンクの色合いが特徴的。しかも、緑とピンクの色合いは職人の手により丁寧に編まれ、三つ編みのように見えます。この鹿の子かまぼこの特徴が人気漫画「鬼滅の刃」に登場するキャラクターの特徴とそっくりだと人気を呼んでいるのです。
鬼滅の刃といえば、漫画本の新刊が出る度にニュースになるほどの人気ぶり。映画は興行収入歴代1位になりました。確かに、そんな人気漫画・映画のキャラクターと似ていれば、漫画や映画が好きなら思わず買ってしまうかもしれないですね。
一半かのこ(大)紅白蒲鉾 |
なお、鹿の子かまぼこは楽天などで買えますので、鬼滅ファンはぜひどうぞ!
お子さんのいるお宅へのギフトとしてもおすすめです。
さいごに
福井の2020年ニュースをご紹介しました。
福井のニュースの中でも極めて平凡なニュースをご紹介したため、福井県民の中にも「知らなかった」という方がいたのではないでしょうか。そう、コロナや事件事故の裏側で、2020年の福井ではこんな平和なニュースもありました。
2021年の福井にはさらなる平和で幸せなニュースが増えるといいですね。
今年もフクブロをよろしくお願いいたします。
*福井新聞さんから紹介させていただきました!
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