みなさんこんにちは。ナオヤです。
夜になると肌寒く、秋の訪れを感じるようになってきましたね。
毎年お知らせしてるんですが、今年のRENEWはさらにバージョンアップしてやってきます。
目次
記者発表会に行ってきました
初めて入る記者会見会場。会場は鯖江市役所の会議室で開催されていました。
テーブルの後ろとかにパネルあると、会見ぽいな~って感じますよね。
結構前に会場に入ってしまったので、まだ記者の方はチラホラといったところ。
会場には、今回出展される企業の商品が展示されていたり、漆器のコップで試飲ができるようなブースもありました。
会見が始まると、中川政七商店 代表中川さんの方から開催に至るまでの経緯を、漆琳堂の内田さんの方から今年の開催内容の説明がありました。
中川政七商店は享保元(1716)年創業で、生活雑貨の企画、製造、卸・小売りなどを手掛ける老舗の会社になります。全国の工芸産地と手を組み、日本の工芸を元気にするプロジェクト「大日本市博覧会」を各地で開催しています。
「伝統工芸×観光」という感じで、一般の方に伝統工芸というのを身近に感じでもらうのが今回のイベントの大枠にあるのではないかと感じました。
「RENEW×大日本市鯖江博覧会」
来たれ若人、ものづくりのまちへ
開催概要
福井県鯖江市河和田地区で開催される体感型マーケット「RENEW(リニュー)」は、職人の仕事場である、普段は出入りできない工房を特別に開放し、実際のものづくりの現場を見学・体験できる、年に一度の特別なイベントです。
「日本の工芸を元気にする!」を掲げる中川政七商店が主催する「大日本市博覧会」は、
100年後の工芸大国日本を目指し、地元工芸の再評価と産地へ人を呼び込むため、2016年より開始した、産地巡回型の工芸の祭典です。
そんな両者の想いが合致し、今年は「RENEW×大日本市鯖江博覧会」として、2017年10月12日(木)~10月15日(日)の4日間に渡り開催します。地域を越えて、約85社の工房・企業が参加する一大イベントを、ぜひご堪能下さい。
開催名 | 「RENEW×大日本市鯖江博覧会」 |
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開催期間 | 2017年10月12日(木)~10月15日(日) 10:00~17:00(12日夜、オフィシャルレセプション) |
開催場所 | 福井県鯖江市河和田地区および周辺地域 総合受付:うるしの里会館(鯖江市西袋町40-1-2) |
WEBサイト | http://renew-fukui.com |
SNS | http://www.facebook.com/renew.kawada |
RENEW コンテンツ
オフィシャルレセプション
元眼鏡工場を改装したクリエイティブスペース「PARK」(今秋オープン予定)を会場に、レセプションパーティを開催。漆器職人自らがバーテンダーとなって地酒を提供する「漆器バー」や、メガネ・漆器の技術を体感できるワークショップなど、多様なコンテンツでみなさまをお待ちしています。
時間:10月12日(木)19:00~ 場所:PARK(鯖江市河和田町19-1-7)
パークへ動画を撮りに行ったので、会場の様子などはこちらを見てみてください。
工房見学・体験
各工場が、それぞれに趣向をこらしたワークショップや工房見学を企画。親子で楽しめる企画もあり、子供から大人まで楽しめるイベントです。
<河和田地区 参加企業 例>
漆琳堂 初代より8代に渡り200年以上、漆器の製造・販売を手掛けています。漆をより身近に親しんでもらおうと、ポップで風合いのある漆を用いた自社ブランド「aisomo cosomo」を立ち上げ、2016年には工房併設のショールーム兼ショップを新設しました。 |
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Hacoa (有限会社山口工芸) 領域にとらわれない空間全体へのアプローチを視野に入れたものづくりを、デザインから製作まで、一貫して行うプロフェッショナル集団。越前漆器の木地技術を応用したキーボードや名刺入れなどの製品を製作。東京や大阪など、各地にショップを展開しています。 |
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谷口眼鏡 1996年に自社オリジナルブランド「TURNING」を立ち上げ、ひとつひとつ職人の手により眼鏡を製造。“豊富な色柄と美しい艶、そして温かみのある質感をいかにフレームに仕立てるか”をテーマに掲げています。 |
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ろくろ舎 北海道より移住し、河和田地区で木工を学んだ職人による、漆器の「木地」を手がける工房。伝統的な丸物木地師としての技術を継承しながら、“価値の再定義”をコンセプトに、木材を中心に素材・製法にこだわることなくプロダクトを製作しています。また“持続可能”をテーマに作り手の領域にとどまらず様々な活動を行っています。 |
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ataW (株式会社関坂漆器) 株式会社関坂漆器のUターン移住者によるセレクトショップ&カフェ。河和田地区の玄関口に位置し、福井県産の商品、国内外の日用品、家具、デザインプロダクト、洋服、ジュエリー、音楽CDを扱います。また、グラスや漆器などのオリジナル商品も販売。見た目の美しさや機能だけでなく、背景にあるストーリーや独自の視点 や思想、製作過程、手法に焦点をあて、国、ジャンル、年代問わずセレクトしています。 |
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TSUGI 河和田地区に魅せられ移住したデザイナー・職人で構成されるクリエイティブカンパニー。“ 支える・作る・売る”をキーワードに、地域や地場産業のブランディングを行っています。その土地に脈々と紡がれてきた地域資源を見つめ直し、眼鏡素材を転用したアクセサリーブランド「 S u r 」の企画・製造をはじめ、福井のグ ッドプロダクツショップ「SAVA!STORE」の運営など、デザイン・ものづくり・地域といった領域を横断しながら創造的な産地づくりを行っています。 |
連携コンテンツ
RENEW×大日本市鯖江博覧会では広域イベントも同時開催。
Creema Craft Caravan in 鯖江
日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」による祭典が登場。アクセサリーや雑貨など、ものづくりに情熱を傾ける全国のクリエイターが軒を連ねます。
開催日:10/14(土)・15(日) 場所:中山公園 (鯖江市西袋町68-36)
デザインセッション
~産地の一番星が産地の未来を描く~
2016年3月、工芸産地活性化を目指し、全国11社の工芸メーカーによって設立した「一般社団法人日本工芸産地協会」のメンバーが登壇し、デザインセッションにて“産地の未来”をお話いたします。
第一部: 有限会社山口工芸(Hacoa) 代表取締役 市橋人士
第二部: TUSGI IIc.代表 新山直広×株式会社中川政七商店 代表取締役 十三代 中川政七
開催日:10/13(金) 19:00~20:30 場所:福井ものづくりキャンパス 2F 小ホール (越前市瓜生町5-1-1) 主催:公益財団法人ふくい産業支援センター
浜町発酵まつり
地域再生とクラフトの再生を目指す複合施設「CRAFT BRIDGE」が食のクラフトを楽しむイベントを開催します。お昼は発酵ワークショップやトークイベント、発酵お食事会など様々な企画が登場。
夕方からは会場全体がバーとなって、県内の美味しい日本酒、クラフトビールの提供に合わせ、福井県内の専門店によるこだわりの発酵屋台で、おいしい発酵フードをお楽しみいただけます。
開催日:10/14(土)・15(日) 場所: CRAFT BRIDGE (福井市中央3-5-12)
福井クラフトツーリズム
福井県丹南エリアは、伝統産業が残るものづくりの里。半径10km圏内に眼鏡、越前漆器、越前和紙、越前箪笥、越前刃物、越前焼など、様々なものづくりが集積しています。今年度のRENEWでは、これらの工房も一挙に開放し、福井の多様なものづくりをまるごと楽しめる「福井クラフト
ツーリズム」を開催。
眼鏡エリア (鯖江市市街地) |
和紙エリア (越前市今立地区) |
箪笥エリア (越前市市街地) |
刃物エリア (越前市南部) |
<福井クラフトツーリズム 参加企業例>
金子眼鏡 BACKSTAGE(鯖江市宮前) 1958年創業。オリジナルブランドを中心とした眼鏡の企画・デザイン・販売を手がけています。分業が一般的なプラスチック製眼鏡の業界において、金子眼鏡の工房「BACKSTAGE」ではフレームの切削からバフ研磨(仕上げ)、調整まで一貫生産を行っています。鯖江のものづくりの文化を継承しつつ、不変の価値と進化を取り入れながらハンドメイドやマシンメイドといった次元を超え、新しい価値を創造しています。 |
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龍泉刃物 (越前市) 昭和28年、越前の地に700年伝わる「越前打刃物」の伝統の技術を用い、刃物製造を開始。近年では、独自の鍛造・熱処理・刃研ぎ・プレス・溶接の加工技術を取り入れながら刃物の可能性を拡げ、新分野としてカトラリーやステーショナリーなどのものづくりにも着手。その卓越した技術と洗練されたデザインは世界中で高く評価されています。越前に誇れるものづくりを継承していきながら、世界に向け信頼と実績のブランドの確立を目指しています。 |
交通情報
総合案内 うるしの里会館
福井県鯖江市西袋町40-1-2
[電車の利用] JR鯖江駅より「つつじバス 河和田線」をご利用の上、 「うるしの里会館」で下車。
[車の利用] 鯖江ICより約10分
※14日(土)、15日(日)は、JR鯖江駅とうるしの里会館をつなぐ無料シャトルバスを運行
イベントスケジュール
各イベントに関してはRENEW×大日本市鯖江博覧会の公式ホームページをご確認くださいませ。
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