福井と石川の県境近くにある加賀大仏？観音？の内部は人の○○だらけ。

加賀観音の奥にすごいのあった

大仏を回り込むように屋根付き通路が。

観音の裏の足元に入口がある。

がその対面に。体育館くらいの大きな建物。

観音の中に入る前にそちらに立ち寄ると……

すごいいっぱいの千手観音像、1188体いるらしい……

漫画じゃなくて、これが本当の仏（ブツ）ゾーン……＼ﾔｶﾏｼｲﾜ／

建物反対側には、寝っころがってる大仏さんたち。＼ﾀｲﾗﾝｯﾄﾞ／

ちょっと、人類衰退系の世界観から、急にみほとけの世界観にハンドルきりすぎやって。

観音の内部には、星の数ほどの願いごと。

気を取り直して、入口へ…

入ると円形の通路が包んでいる。

人は、いない、受け付けあるけどスタッフもいない。

真ん中の部分に足を運ぶと。

おごそかな仏壇があった。仏作って魂じゃなくさらに仏入れてる。

階段があったが、数年前から立ち入り禁止。建造物の劣化が激しく危険らしいからとのこと。展望窓からは、加賀市が一望でき白山もきれいに映えていたらしい。あがってみたかったな……

通路の側面にもたくさんのぶつぞーん、仏作って魂入れずに仏入れまくってる。壮観。

「さま」が気になる。

ん？………

ひぇっ…

入ってしばらくはきづかなかったんだけど。

壁一面にびっしりと……

壁一面にお札？仏板？の観音様がいる……１枚１枚願い事と名前が書かれている。人の願望でいっぱい。

いや、御利益あるんかこれ……

入った瞬間、何か、人の懇願する気？気配？をすごく中に入るとビンビン感じたんだけど。これのせい？端的にいうと、閉鎖してるホテル部分と、この内部で一夜過ごすなら、間違いなくホテルを選ぶ雰囲気。恐怖と言うか、神聖というか、「なにか」をすごく感じた、オカルトとかそういうの信じない性分だけど。

壁の札に気付いた瞬間。それまで「なんか見られているな気がするよな…」「冷房入っていないのにむちゃくちゃ涼しいな…」と勘ぐりあっていた友人と目を合わせて。文字通り走って建物から一度外に出てんたもん……

恐怖っていうんじゃなかったんだけど、何だったんやろあれ……

帰りに売店をのぞいてみたらあった、札が。

￥3000するんやって……

なんか、恐怖っていうより、こういった癖の強い施設に対しても、御利益を求めてお金出して懇願する人がいるんやな…、っていう価値観の違いからくる、違和感？がすごかった。

ただ、観音像ではじぶんの願望だけじゃなく。

世界平和も祈れるんやっさ。＼ﾏｼﾞｲﾏｼﾞﾝ／

どちゃくそに濃いいスポットやったな…非日常感を福井県から１時間ちょっとでこんなに感じられるのはここだけだと断言できる、けど、いろいろな意味で精神的な疲れをひって感じた。

何かが手招きしているようにトビラが思いっきり開いてるのを横目でとらえて、「仏作って魂入れず」といったことわざを思いだしつつ帰宅。数年間、８号線と北陸鉄道乗りながら大仏？観音？と思いながら、実はふもとがこんな感じになっていたのを知れたのはよかった。

しっかし、ユートピア（理想郷）って名前で、おごそかな観音をまつった建物がこんな状態になるなんて皮肉やわ～

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