病魔退散の妖怪に似ている!福井のアマエビの名産品5選

Twitterで「アマビエ」という妖怪が話題になったことをご存知でしょうか?

コロナウイルスが猛威を振るう中、病払いの妖怪としてTwitterで紹介され、一躍有名になった妖怪が「アマビエ」です。

アマビエは半魚人のような姿をした妖怪で、疫病などの予言をする妖怪として知られます。アマビエの絵姿を見るだけで病気の難を逃れるのだとか。Twitterを検索すると、くすりと笑ってしまうような絵から可愛らしい絵まで、多数のアマビエの絵がヒットします。

ただ、これだけアマビエの話題が出ると、「誰かが言うと思った」という話題も登場するもの。

アマビエってアマエビと似ているよね。
アマビエをアマエビと読んでしまった。

Twitterでは、このような呟きも散見されます。確かに、「アマビエ」と「アマビエ」は字面も響きも似ていますよね。私もTwitterを見ていて、エビの方だと勘違いしてしまいました。

アマエビは福井県の特産品のひとつ。せっかくアマビエならぬアマエビの話が出たので、他県の人間が福井県のアマエビ特産品の中で特に美味しかったものをご紹介します。他県に贈るときの参考にしていただければと思います。

①    船内冷凍アマエビ

まずご紹介するのは、福井県で水揚げされたアマエビの美味しさをそのまま感じられる「船内冷凍アマエビ」です。

アマエビは日本海側の各県で獲れますが、県ごとにアマエビの味やサイズなどに違いがあるといわれます。福井県のアマエビは大型で甘みの強いタイプです。同じ日本海側の県と比較しても「これは大きい」と驚かれることでしょう。

アマエビは水揚げされて時間が経過すると、自らの酵素で身を溶かしてしまうという特徴があります。日にちが経ったアマエビは身がややドロリとしているのは、そのためです。アマエビの新鮮な甘さとプリプリ感を楽しむなら、アマエビが酵素で身を溶かしてしまう前に食べるか、処置する必要があります。

船内冷凍アマエビは、水揚げしたアマエビを船上で急速冷凍。即座に冷凍することにより、美味しさと鮮度を保った状態で発送できるのです。

船内冷凍アマエビは流水で解凍するだけで、鮮度や甘さを楽しむことが可能。アマエビが獲れない県だけでなく、アマエビが獲れる県に送っても喜ばれますよ。

http://araumi.jp/?pid=88177339

https://www.ja-town.com/shop/g/g5001-ebi001/

②    甘海老寿司

甘海老寿司は、焼き鯖寿司発祥のお店が作っているアマエビの押し寿司です。

使っているアマエビはもちろん福井県産。甘くてとろりとした生のアマエビを使っています。アマエビの他には福井県産のコシヒカリやお店オリジナルのブレンド酢、紫蘇、ガリなど。

アマエビだけで作ったお寿司も美味ですが、この押し寿司の味のバランスも素晴らしいもの。アマエビの甘さに、紫蘇の香りやガリのピリリとした味が良いアクセントになっています。

日本各地のお寿司屋さんで押し寿司はよく提供されていますが、アマエビの押し寿司はなかなかありません。食べやすく、さらに福井県のアマエビの美味しさもしっかり感じられる。他県に送っても喜ばれる名産品ではないでしょうか。

https://www.47club.jp/starminatoya/goods/detail/10099702/

③    えびっ子

福井県産のアマエビの卵をそのまま使った加工品です。アマエビそのものの加工品はいろいろな県で作られていますが、卵だけの加工品は珍しいのではないでしょうか。

えびっ子は受注生産なので、オーダーを受けてからの製造です。新鮮なアマエビの卵を取り出し、塩漬けにします。塩漬けにしてもアマエビの卵の青緑色はそのまま。瓶を開けると、思わず「キレイな色だ」と思ってしまうことでしょう。

えびっ子の味は、塩気はやや控えめ。アマエビの卵本来の風味が口の中に広がります。肴にしてもいいですし、白米のお供にしてもOK。塩気がちょっと足りないと感じる人は、チーズやカナッペなどに使っても美味しいですよ。

https://item.rakuten.co.jp/mikunitokusan/o002/

④    華の甘海老

福井県のアマエビの塩麹漬けです。甘くぷりっとした新鮮なアマエビに、塩気のある麹を絡めました。一口食べると、口の中にアマエビの風味が広がります。麹を使っているため、お米の風味も一緒に広がるところがポイントです。

先にご紹介したえびっ子より、塩気はやや強めになります。少量でもご飯が進みますし、日本酒にも合います。

塩辛い肴が好みの人は、アマエビ部分はもちろん、麹の一粒でもお酒が進むことでしょう。塩気とアマエビの風味がばっちり活きている加工品です。

https://item.rakuten.co.jp/mikunitokusan/o004/

⑤    甘えびの丸干し

福井県産のアマエビを丸干しにした加工品です。アマエビの加工品は生の状態より香ばしく、噛むとエビの風味が口いっぱいに広がります。

生のアマエビをスナック感覚で食べるようなことは、あまりありません。しかしこの丸干しにしたアマエビは、スナック感覚で楽しむこともできます。丸ごと干してありますから、噛めば噛むほどまさにアマエビという味がしますよ。

アマエビの丸干しは、食事時の一品としても活躍します。もちろん、肴にもなります。そのままでも美味しいですが、さっと炙ると、香ばしさが増します。

https://item.rakuten.co.jp/mikunitokusan/hm011/

福井県の名産品、アマエビ。妖怪、アマビエ。アマエビとアマビエは当然ですが違います。ですが、病魔退散の願いを込めて「アマエビで美味しく栄養補充してね」と送ってみるのも面白いかもしれませんね。

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