福井のご当地グルメでよく名前のあがる焼き鳥。
福井にはソウルフードとも言える焼き鳥の名店があるため当然かもしれません。
やきとりの名門「秋吉」は福井県内だけで27店舗もあります。「飲みに行こう」「じゃあ焼き鳥で」という会話になることも少なくありません。
焼き鳥がご当地グルメの福井県民はどれくらい焼き鳥を食べているのでしょうか。他の県と比較しながら徹底調査しました。
福井県民は本当に焼き鳥をよく食べるの?
福井県民は焼き鳥の消費量が多く焼き鳥好き。こんな話をよく耳にしますが、実際に焼き鳥をよく食べているのでしょうか。
福井県民の1人あたりの年間焼き鳥消費量は、総務省統計局「家計調査」によると10本前後という結果でした。同調査によると、福井の1人あたりの焼き鳥の年間消費量は次のようになっています。
平成26年 9.5本
平成27年 11.8本
平成28年 11本
平成29年 10.2本
平成30年 10.1本
令和1年 8.7本
この調査は福井県全体の調査ではなく、あくまで県庁所在地が対象です。福井全体のものではないため注意してください。
同調査によると福井県民が1年あたりに消費する焼き鳥は8~約12本。1年あたり10本前後食べているという結果になっています。
全国平均は1年あたり1人7本前後になっていますので、1人あたりの平均として福井県は焼き鳥をよく食べる県であると言えるでしょう。
焼き鳥の消費で福井県と他県を比較すると?
焼き鳥を多く食べる県では年間どれくらい食べているのでしょうか。福井県の焼き鳥消費量と同じく消費の多い県、消費量の少ない県を比較してみます。
令和1年の同データによると、日本の中で最も焼き鳥の年間消費量が多い県は岡山県になっています。岡山県は年間約15本の焼き鳥を食べているという調査結果です。福井の人の2倍は食べていると言えるでしょう。
次に焼き鳥の消費量が多いのは青森県で、年間13本前後です。その次が山梨県で11~12本くらいになっています。
日本の中でも焼き鳥の消費量が少ないのは鳥取県、京都府、三重県などです。消費量の少ない県の1人あたりの年間消費量は4本前後と、日本全国の消費量の平均や福井の年間消費量よりかなり少なくなっています。
焼き鳥の消費量に関しては、「鶏肉で有名か」はあまり関係ないようです。また、焼き鳥の消費量が多くても鶏肉の消費量はさほどでもない県などもあるようでした。
福井の焼き鳥消費量は順位にするとどのくらいなのか?
福井県の焼き鳥の年間消費量は日本トップクラスと言われますが、具体的に順位はどのくらいなのでしょうか。
福井県の場合、岡山県や青森県などと比較すると消費量が少ないため、日本でトップとまではいきません。しかしながら1人あたりの焼き鳥の消費量は2~14位あたりで毎年推移しているため、順位としては高めであると言えるでしょう。
「日本全国の中で焼き鳥を多く食べているか?」と尋ねられたら、「そうです」と答えても差し支えないようです。
福井県の焼き鳥消費は日本トップクラスという結果
福井県の焼き鳥の消費量は日本トップ・・・ではなく、日本でトップクラスであるという結果です。トップとは言えないながらも消費量や順位は平均よりも高い位置にあります。
福井県民としてはトップを取りたいところですが、他にも美味しいものがたくさんあるため、焼き鳥も他の物も食べたいという悩ましい状況ですね。
福井県のソウルフードのひとつである秋吉の焼き鳥はテイクアウトにも対応しています。お店での飲食が難しい方はテイクアウトもおすすめです。
焼き鳥はソウルフードであり県としての消費量も高いからこそ、いまいちど魅力について考えてみたいですね。
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