福井県民に関係の深い食べ物を県民がどれくらい食べているのか調査するシリーズですが、今回は「油揚げ(厚揚げ)」について調査した結果をお話ししたいと思います。
福井県民は年間どれくらい厚揚げ(油揚げ)を食べているのでしょうか。
他にも甘エビや鯖など、福井県に馴染みのある食材についても調査していきますので、乞うご期待!
目次
福井と厚揚げ(油揚げ)の関係とは
福井と油揚げは切っても切れない関係があります。
もともと福井は浄土真宗の信仰が根付いた仏教県として知られています。
仏教の精進料理は肉や刺激物が禁止されており、タンパク源としては大豆食品がよく使われているのです。
仏教信仰の根付いた土地だからこそ油揚げが自然と根付いたといえるでしょう。
福井県内では油揚げはお味噌汁からお馴染みのかりっと焼いた油揚げまでいろいろな調理法で食べられています。
居酒屋などでも定番メニューですし、油揚げ定食を扱っている名物の老舗などもありますよね。
しかし、他県の人に話を聞くと「そこまで油揚げは食べないな」という回答でした。
たまたまその人が食べないだけなのか、それとも福井はやはり油揚げをよく食べる県なのか、実際のところはどうなのでしょう。
なお、福井の油揚げはネット通販でも購入可能です。
お取り寄せグルメとして人気なので、他県へのちょっとギフトなどにぜひご検討を。
全国的に油揚げはどのくらい食べられているのか
福井県民が油揚げを食べる量についてお話する前に、まずは全国的な油揚げの消費状況について見てみましょう。
油揚げの1人あたりの年間消費量は約31~32枚です。
油揚げはお味噌汁などの具として、普段気づかないうちに何気なく食べている印象があります。
枚数の平均を見ると「あまり意識しないうちに30枚以上食べていた」という感じで、なかなか多いのではないでしょうか。
福井では1人あたり年間〇〇枚油揚げを食べている
では、次に福井県民ひとりあたりが1年に食べる油揚げの枚数について見てみましょう。
福井県民が1年に食べる油揚げの枚数は約42枚です。
福井県民は自宅だけでなく定食で油揚げを食べるケースも少なくないはず。全国平均の枚数より多く油揚げを消費しているのも納得ですね。
なお、福井県の1年あたりの1人あたりの油揚げ消費量は全国8位となっています。
福井県民もかなり食べる印象ですが、福井より食べる県が7つもあるということです。
福井県より油揚げを食べる都道府県はどこか
福井県より油揚げを多く食べる自治体は京都府などです。
京都府は1人あたりの年間油揚げ消費量1位の都道府県です。
年間に1人で食べる油揚げの枚数は65枚。福井県より20枚ほど多く食べている計算になります。
次に多いのは群馬県の約52枚。油揚げを多く食べる都道府県の第2位である群馬県は、福井より年間10枚多く食べている計算です。
第3位は奈良県の51枚で、第4位は新潟県の50枚でした。このあたりはほぼ団子のような感じの枚数になっていますね。
以降は静岡県、長野県、三重県ときて、その次が福井県になっています。
油揚げをあまり食べない都道府県は南の方
反対に油揚げをあまり食べない県は沖縄県や高知県という結果でした。
日本の都道府県の中で最も油揚げを食べないのは沖縄県で、1人あたりの年間消費量は約11枚という結果です。次に食べないのは高知県で、年間の消費量は約15枚でした。
油揚げはどちらかというと南の方はあまり食べないのかもしれないですね。和歌山県や広島県、大分県なども全国平均より少ない枚数になっています。
福井県民のソウルフード、油揚げの消費状況について調べてみました。
面白い結果ではないでしょうか。
コメントを残す