コシヒカリは福井県が発祥と言うのはもうやめにしよう

 

 

おいしいお米の代名詞、コシヒカリ。

世の中にはたくさんのお米がありますが、その中でも特に美味しく、育てやすいため、全国各地で作られている作付け面積NO1!お米界のレジェンド。

 

 

小さいころから、「コシヒカリの発祥の地は福井県」と教えられてきた福井県民

学校の授業でも県民の誇りとして「福井で生まれたすごいもの、コシヒカリ」と教えられましたが、年を重ねるにつれ「あれっ?全国的には、コシヒカリといえば、どうも新潟県の事を言うらしいぞ?」と気づき始める。県民あるあるなのではないのでしょうか。

 

確かに発祥は福井県だけど・・・・・

コシヒカリといえば新潟県のイメージがあるかもしれませんが、実は、発祥の地は福井県。 コシヒカリは、昭和19年新潟県で「農林22号」と「農林1号」とを掛け合わせ、福井県で系統育成され、 昭和31年に新潟県と千葉県が県の奨励品種に選定し、農林100号として登録され、晴れて新品種「コシヒカリ」が誕生しました。

 

以下詳しい説明になります。

 

コシヒカリが開発されたキッカケは実は新潟県。

1944年に新潟県の農事試験場で新しいお米を作ろうとの研究が開始されましたが、戦時中の混乱の為とん挫。

しかし、その研究を1948年に福井県が引き継ぎ、実に4年もかけて石墨慶一郎さんを中心とした方々が、福井農事改良実験所(現:福井県農業試験場)にて研究し、コシヒカリにあたる品種「越南17号」を開発しました。※坂井市丸岡町舟寄地区に石黑さんの銅像があります。

石黑さんの銅像

引用元:味覚倶楽部の日記

 

しかし、当時の福井県農家の栽培方法にはあまりあっている品種ではなく、福井県で作られることはほとんどありませんでした・・・・・

 

そんな中、1955年に新潟県が県内農家の栽培方法に「越南17号」が適しているとし、奨励品種(県に普及すべき優良な品種として決定した品種)に選んび農家での栽培がスタート、その後、試行錯誤が繰り返され、全国へ普及していきます、全国に普及する”キッカケ”はこの新潟県が推奨品種にした為なんです。

また、推奨品種に選ばれたことで、お米の名前をつける必要があったのですが、命名は新潟県に福井県が依頼。

コシヒカリの”名付けの親”は実は新潟県なんです。

「越の国」と「光」の字から「越の国に光かがやく」ことを願って付けられた名前で、越前の福井、越後の新潟。二つの県が協力して育て、普及につながったものとして、素晴らしい名前の由来だな~と感心します。

 

 

 

 

ただ、現在では全国的に、コシヒカリといえば新潟県という認知。福井県民としてはさみしい・・・・・。

 

「実はコシヒカリの発祥は福井県なんだよ~」と自慢したくなる県民心もわかるんですが(自分自身も言ってしまうんですが)そんなこといっても、知らない人からしたら、「へ~そうなんだ~」で終わってしまう話

 

ナルトで言うとナルトとかの化け物みたいな強さのやつがいる中で「日向は木の葉にて最強」と言ってしまうようなものではないでしょうか。

 

 

そんな中開発された「ネオコシヒカリ」

 

そんなコシヒカリに対しちょっと寂しい思いをしている福井県。新潟県に負けないよう、現状を打破しようとして作られたのかどうかはわかりませんが。

2014年から「コシヒカリよりおいしいお米作り」が進められており、先月12月についに完成したそうです!!!

『ポストこしひかり』品種決定

 

コシヒカリより優れていることは数字的には確からしいですが(↑のリンク参照)まだ名前が決まっていないそうで、広く公募を行っています。

 

 

締め切りは1月31日(火)まで、となっており。

当選しなくても、参加賞として抽選で、291名にネオコシヒカリがもらえるとの事・・・・・太っ腹!!291名だけに憎いね!!

※賞は以下の通り

最優秀賞 50万円
優秀賞  福井県産農林水産物5万円相当
参加賞  抽選で291名の方に開発したお米プレゼント

 

 

 

応募方法は下のボタンからリンクの必要事項を記入するだけ。

※ネット以外にもハガキ、FAX、メールで応募可能。

申し込みは1月31日付けで終了

応募総数は10万7652件!?!?!?!?!?との事

多すぎぃ!!!!

ポストこし名称応募、圧倒的な数 福井の新ブランド米に高い関心福井新聞

 

 

 

全米が震撼と言うように、コシヒカリ以上に多くの人を幸せにできる能力を持った、ネオコシヒカリ。

「コシヒカリって福井県が発祥なんだよ」と言う必要がなくなるくらいの知名度を持ち、県民として誇りがもてるようなものになるには、それにに見合った名前が必要不可欠。

 

是非、皆さんの力で素敵な名前になるよう応募してみましょう!!!!

 

そして、数年後にはコシヒカリの新潟、ネオコシヒカリの福井といった全国的な認知になってる、そんな世界になったら嬉しい。

 

 

少し考えてみた

 

・おごそか(なんか、偉そう・・・・・)

・おくゆかし(ひとめぼれインスパイア)

・ほうよう(赤ちゃんを包むお母さんのように、食べる人をおいしさで包み込む!)

・想定米(ダジャレ)

・のど通し(羽二重×ビール、絶対不採用)

・ふためぼれ(ひとめぼれに便乗)

・ツルツル米(福井弁とお米の出会い・・・・・)

 

 

ネーミングってむつかっしぃ!

 

 

 

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