親子で食べたい「はっくつバウム」!子供も喜ぶ福井の銘菓を紹介

福井の名産品・銘菓の中に、子供も大喜びするちょっと変わったお菓子があることをご存じですか?

その名も「はっくつバウム」。見た目の面白く、大人も「おっ!」と思ってしまうようなお菓子なのです。今回はライター・アツコが、「福井のこれが面白い」と題しまして「はっくつバウム」をご紹介します。

福井銘菓「はっくつバウム」とは?

はっくつバウムとは、福井県内で販売されている洋菓子です。

「バウム」という名前から想像がつくかもしれませんが、バウムクーヘンの一種になります。バウムクーヘンは日本語で「木(樹木)ケーキ」。木の皮のような薄い層がいくつも重なり、年輪のようになっています。木の切り株の断面図みたいになっているケーキのことですね。

バウムクーヘンは日本でも人気のある洋菓子のひとつです。洋菓子の専門店だけでなく、スーパーのお菓子コーナーなどでも販売されていますよね。

バームクーヘンの一般的なかたちは木の切り株みたいなかたちの真ん中をくり抜いたタイプ(ドーナツ型)なのですが、はっくつバウムはかたちが異なっています。

はっくつバウムは長方形になっています。だし巻き卵みたいなかたちとお伝えすれば分かりやすいでしょうか。さらに、はっくつバウムの表面にはデフォルメされた恐竜の図柄が浮かび上がっています。

恐竜の図柄やバームクーヘン特有の薄い層が折り重なっているような見た目から、地層の中に恐竜が隠れているように見える。まさに恐竜の発掘現場。だからこそ「はっくつバウム」という商品名なのですね。

切って食べると、何となく発掘しているような気分になる面白いおかしです。子供が楽しめる他、大人も恐竜の図柄を楽しみながらティータイムできますね!

https://www.fuku-e.com/040_souvenir/detail.php?itemid=74

福井と恐竜の関係は?

福井県は恐竜で有名な自治体です。福井県では多くの恐竜が発掘されており、未だに度々恐竜の骨が発掘されたというニュースが流れることがあります。

恐竜が多く発掘されることから福井県は「恐竜王国」とも呼ばれ、国内外の研究者から注目されていますよね。観光では「福井恐竜博物館」なども有名です。

https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

福井は川や湖など、恐竜の生活に必要なものが分布していたため、恐竜の生活跡や恐竜そのものが多く見つかるのではないかと言われています。福井で見つかった恐竜は、簡単に挙げるだけでこれだけ種類がいます。

フクイラプトル・キタダニエンシス
フクイサウルス・テトリエンシス
フクイティタン・ニッポネンシス
コシサウルス・カツヤマ
フクイベナートル・パラドクサス

この他に、近年にはフクイプテリクス・プリマが見つかっています。福井県を掘れば掘るほど恐竜が出てくるといわれているのも頷けますね。日本の恐竜発掘調査日本一の県だそうです。

福井県内には化石の発掘調査ができるテーマパーク「かつやま恐竜の森」などもあり、子供連れで賑わっています。

https://kyoryunomori.net/dig_experience/

日本の中で恐竜といえば、福井県は最初に名前の挙がる自治体なのです。

恐竜と関連が深く、恐竜といえば名前が挙がる自治体だからこそ、恐竜の発掘調査を思わせる銘菓ができたのかもしれませんね。

はっくつバウムの味は?

はっくつバウムを実食してみます。味は・・・見た目よりかなりしっとりした食感です。洋菓子なのでかなり甘いのではないかと想像しましたが、甘さは控えめ。噛むというより、口の中でほろりと崩れる感じです。

原材料に和三盆を使っているそうなので、それで甘さ控えめのくちどけ滑らかに感じられるのかもしれないですね。

味も普通に美味しいのですが、何より食べるときの見た目が魅力です。

バウムクーヘンのあちこちに恐竜の図柄が入っているので、図柄通りにフォークで切って発掘気分を味わうことができます。

福井県の面白い銘菓「はっくつバウム」をご紹介しました。福井には面白いおかしが眠っているものだとスイーツの新規発掘気分を味わえるとともに、恐竜発掘気分も味わえるお菓子です。

じゃっくつバウムは基本的に福井県内で販売していますが、サイトに「お取り寄せの際は連絡をください」という記述もあるため、相談すれば発送もしてくれるかもしれません。

お子さんも楽しめるお菓子なので、ぜひ家族で午後のおやつにどうぞ!

 

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