ふるさと納税は福井県が発祥だった!制度の意外な歴史を紹介

ふるさと納税は「返礼品がもらえる」「寄付することで控除が受けられる」という人気の制度です。福井県にお住いの皆さんの中にも制度を利用している方がいらっしゃるのではないでしょうか。知名度の高い制度なので、使ったことがなくても「名前は知っている」という方も多いはずです。

ふるさと納税という制度には、前身ともいえる制度があったことをご存じでしょうか。しかも、ふるさと納税のもとになったその制度は福井県が発祥なのです。ふるさと納税の前身である制度が福井発祥なものですから、ふるさと納税自体も福井発祥と説明されることがあります。

福井県発祥の意外なものとして「ふるさと納税」と「ふるさと納税のもとになった制度」についてお話しします。

ふるさと納税とは?

ふるさと納税とは寄付金控除の一種です。各自治体に寄付をすることにより寄付金控除の一種として控除を受けられるため、節税できる制度として人気があります。

ふるさと納税は先に寄付をして、寄付金額に応じた控除を受けられるため、正確にいうと「先に寄付をしているから節税とは違うのでは」と思うかもしれません。

ふるさと納税の場合は各自治体から返礼品を受け取れるのが特徴です。返礼品は寄付額の大よそ3割ほどになっているため、寄付と返礼品を合わせると寄付額より大体お得になるという感じです。

返礼品には各地の特産品や名産品が並んでいるため、「返礼品が楽しみでふるさと納税をしている!」という人もいますよね。税金関係の制度の中でも人気・知名度の高い制度がふるさと納税です。

ふるさと納税の前身は福井の「故郷寄付金控除」である

ふるさと納税はいきなり政府が打ち出した制度というわけではなく、「参考にしたもの」がありました。それがふるさと納税の前身といわれる福井県の「故郷寄付金控除」です。

ふるさと納税は2008年にできましたが、福井県が打ち出した故郷寄付金控除は2006年のものです。

福井県が打ち出した故郷寄付金控除の内容はふるさと納税とほぼ同じになっています。寄付を通じて自分の好きな自治体を支援して、その寄付金を自治体の発展のために利用するというものです。自治体側から寄付の証明書を受け取り、その証明書で手続きすることにより控除を受けられるという点も同じになっています。

福井県は故郷寄付金控除を打ち出したとき、メリットとして次のようなことを挙げています。

・納税者が自分の「よくなって欲しい」「応援して欲しい」という気持ちを実現できる

・どのような事業に寄付を使うか指定することで納税者主義を実現できる

・税金の移転の手間がない

・地方交付税が減額されることがない

・使い道を指定して寄付することで納税者が自治体の動きをチェックできる

このあたりのメリットも現在のふるさと納税と同じですね。

福井県は制度の独自アンケートも行っている

福井県は「このような寄付制度は必要ですか?」という独自アンケートも行っていました。それだけ現ふるさと納税のような制度に積極的だったということですね。

アンケートでは「このような寄付制度は必要か」「もし制度があったら使いたいか」などの項目があり、東京や大阪、福井などの県で回答を求めています。結果、東京や大阪は寄付の利用や創設への賛成意見が3~4割であったことに対して、福井ではどちらも6割を超えていました。

県民レベルでも「ふるさと納税って良さそうだよね」というスタンスだったことが分かります。

福井発祥のものといえば焼きサバ寿司などいろいろありますが、意外なことにふるさと納税も福井生まれでした。より制度に親近感がわいたのではないでしょうか。

ふるさと納税を使うときは「この制度も福井生まれなんだよな」と思いながら使いたいですね。

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