自分の出身県に「ノーベル賞を受賞した人がいる」「国民栄誉賞をもらった人がいる」と分かると嬉しくなりませんか。自分が受賞するわけではないのですが、誇らしい気分になりますよね。
今回は福井県出身のノーベル賞など賞の受賞者についてご紹介します。
また、福井県の受賞者数が日本全体の何位に位置するのかも、合わせてご紹介したいと思います。
福井県のノーベル賞受賞者数は?
まずは福井県のノーベル受賞者数からお話しします。
福井はどうかというと・・・ノーベル賞受賞者がいます。
福井県のノーベル賞受賞者は南部陽一郎先生です。
南部先生は平成20年にノーベル物理学賞を受賞なさいました。
南部先生のノーベル賞受賞記念と子供たちの関心や知的好奇心を高めるために、福井には「南部陽一郎記念ふくいサイエンス賞」も創設されました。
2024年1月時点では、福井県のノーベル賞受賞者は南部先生おひとりになっています。
全国のノーベル受賞者数はどうなっているの?
ノーベル賞は日本のすべての県出身者が受賞しているわけではありません。日本の都道府県の中でも約30県には受賞者がいないため、受賞者数のランキングをするにしても最初からランキング外になってしまいます。
福井には南部先生がいらっしゃいます。なので、ノーベル賞受賞者のいない県よりは受賞者数が上になっています。
全国的に見ると
福井のノーベル賞受賞者数ランキングは4位です。
全国の都道府県の中でもノーベル賞受賞者が多いのは愛知県と大阪府。
愛知県と大阪府はそれぞれノーベル賞受賞者を4人ずつ出しています。
次に多いのは東京都と愛媛県の3人。
東京都には人がたくさんあつまりますし、学府や研究機関も多いわけですから、納得の結果ではないでしょうか。愛媛県はちょっと意外かもしれません。人口の多い東京都と肩を並べられるのは凄いですね。
その次が京都府。京都府のノーベル賞受賞者数は2人です。
その次が福井をはじめとするノーベル賞受賞者数ひとりの都道府県になります。ノーベル賞受賞者数がひとりの都道府県は福井の他に北海道や山梨県、埼玉県などがあります。
福井県の国民栄誉賞受賞者数は?
国民栄誉賞とは国民に親しまれる分野で功績を上げた人に贈られる賞のことです。
国民栄誉賞は野球選手の王貞治氏の偉業を表彰するために創設されました。よって、受賞の第一号は王貞治氏になっています。
他には美空ひばりさんや黒澤明監督、「サザエさん」の作者で知られる長谷川町子さんなどが国民栄誉賞を受賞しています。
福井県はどうかというと・・・
残念ながら、国民栄誉賞の受賞者はまだ出ていません。
国民栄誉賞の受賞者が出ていない都道府県は30ほどあるのですが、福井も残念ながらその中に含まれています。
ただ、現在まだ国民栄誉賞の受賞者が出ていないだけで、これから福井の未来を担う誰かが受賞するかもしれないですよね。
国民栄誉賞が福井からまだ出ていないということは、仮に受賞者が出たらお祭りになるかもしれません。今後に期待です。
全国の国民栄誉賞受賞者数はどうなっているの?
参考までに全国の国民栄誉賞の受賞者数ランキングを見てみましょう。
国民栄誉賞の受賞者が最も多いのは東京都です。受賞者数は5名で全国最多になっています。
次に受賞者が多いのは京都府と大阪府の3人です。その次が北海道の2人。青森県、宮城県、茨城県などが続きます。
福井県同様に未だに受賞者が出ていないのは、鳥取県や沖縄県、宮崎県などです。
今回は福井県の国民栄誉賞やノーベル賞受賞の状況についてお伝えしました。
今後も地元福井県に期待したいですね。
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