福井県は甘エビの名産地として知られています。
甘エビの旬は10~11月と、3月~6月までで、年間2回あります。
ただ、福井では海側の地域を中心に、わりと通年甘エビを見ているような印象です。
福井の甘エビはネットでも販売されていますし、加工品も盛んに製造されています。
福井の名産である甘エビですが、地域の名産だからといって福井県民が常に食べているというわけではないですよね。
実際、福井県民はどのくらいエビを食べているのでしょう。
福井県民はエビ・甘エビを年間どのくらい食べているか調査してみました。
日本人は年間どれくらいエビを食べているのか
福井県民の話をする前に、まずは日本の人々が普段どれだけエビを食べているか見てみましょう。
日本人が1年間に食べるエビは平均20尾だと言われています。
エビのお刺身が好きな人などはもっと食べるでしょうが、エビが好きでもない嫌いでもないごく普通の人の平均は20尾ほどです。
ただ、エビは種類によって大きさが違います。エビフライ用の大きめのエビと甘エビを一緒にして考えることはできませんよね。
日本人はエビ1尾を15グラムとした場合に年間20尾ほど食べる計算です。
甘エビの場合はその半分ほどの大きさになります。なので、甘エビの場合は年間40尾ほどが日本の平均だと考えられるのではないでしょうか。
エビをたくさん食べる都道府県はどこか
次にエビをたくさん食べる都道府県について見てみましょう。
やはり甘エビが名産なだけあり、福井はエビをたくさん食べて・・・いるわけではありませんでした。
日本で一番エビを食べている都道府県は宮崎県です。
年間52尾食べているという計算でしたので、甘エビ換算の場合は100尾以上でしょうか。かなりエビ好きという印象です。
次にエビを多く食べている都道府県は和歌山県で、平均31尾。甘エビだと62尾ほどでしょうか。
最もエビを食べる宮崎県が1.5倍は食べているため数字はやや控えめな印象ですが、和歌山県も決して少ないわけではありません。
日本で3番目にエビを食べているのは鹿児島県です。数は年間約30尾。和歌山県とさほど変わらない数です。
甘エビ換算では60尾くらいですから、和歌山県との違いは甘エビ換算で約2尾になります。
鹿児島県の次は三重県です。三重県は年間29尾で、甘エビ換算だと58尾ですね。
日本の中では宮崎県がダントツにエビを食べ、2~4位の都道府県はほぼ拮抗状態という感じです。
なお、ここまでで福井県は登場していません。
実は福井県、エビをたくさん食べる県のトップ10にも入っていないのです。
福井県は年間エビ&甘エビをどれだけ食べるのか
福井県民が年間食べるエビの平均は約21尾です。
日本の平均が20尾なので、ほぼ平均あるいは平均より少し多いくらいでしょうか。
甘エビ換算では42尾ほどになるので、こちらもほぼ平均と言えるかもしれないですね。
甘エビの丼ものやお寿司などがたくさん販売されていますが、実際に食べている数を見てみると、福井県はすごくエビを食べるわけではないという結果でした。
冒頭でもお話ししましたが、地域の名産だからといって名産ばかり食べているわけではないというやつですね。
なお、日本で最もエビを食べない都道府県は島根県という結果でした。
島根県は年間約10尾しかエビを食べていない計算です。甘エビに換算すると20尾になります。
日本で最もエビを食べる都道府県である宮崎県と比較すると、5分の1ほどという結果でした。
都道府県によって食材の流通事情や食文化がありますので、違いが出るのは当然のことかもしれないですね。
まとめ
福井県の食事事情としてエビ・甘エビを年間どれだけ食べるかをご紹介しました。
福井は20位という結果だったので、エビは獲れるがすごく食べるわけではないという結果でした。
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