こんにちは、ハタです。
今日は先日行われた持ち寄り日本酒会のレポートを書きたいと思います。
概要
「福井の美味しい日本酒と肴を頂く会」という会が主催の、各自福井県産の日本酒を持ち寄る飲み会です。
どうしても紹介したい、という日本酒があれば県外産の物でも良いとの事。
会費が3160円でお料理が付きました。
ただ、小規模でやっているので定員制です。私が申し込みをした時は既にキャンセル待ちでした。
ちなみに今回で三回目となる会場は森のオーブンという洋食屋さん。
イベント以外でも何度か来た事がありますが、
こだわりのシチュー(煮込み料理)の付いたランチがかなり美味しかったです。
オーナー一人で切り盛りされている為、お昼の混雑時には懸命にパタパタと動き回る姿をよく目にします。
今回以外にも様々なイベントの会場として提供しているようです。
店名 | 森のオーブン |
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住所 | 福井県福井市豊島1-4-8 ゴールデンパーク豊島 |
営業時間 | 11:30~22:30 |
連絡先 | 090-8094-1521 |
休日 | 木曜日 |
持ち寄ったお酒
まず、私の持ち寄り日本酒についてですが、
おそらくこの会には珍しいお酒や入手し辛いお酒が選出されてると思ったので、
あえて、このどこでも買う事が出来る一本義の宴日和を紹介する腹積もりでした。
灯台下暗しで、多分逆に知らないんじゃないかなと。
スパークリング濁り酒です。
醗酵時に生成される自然の炭酸ガス含有ですが、瓶詰後に火入れしているのでこれ以上醗酵が進む事はありません。
味わいはかなり甘口ですが、喉にベタつくような感じではなく非常に軽やかで、強すぎないきめ細やかな炭酸がそれに拍車を掛けます。
非常に近代的な日本酒だとは思いますが、飲みやすさと日本酒の旨味をきちんと味わえるので、
日本酒を初めて飲む方にも強くオススメするお酒です。
一度ハマれば抜け出せない、まさに日本酒という宴の始まりを象徴するお酒と言えるでしょう。
さて、ここからは参加者の皆さんの持参酒を紹介していきますが、
私が目を疑ったのは「十四代 白鶴錦」を持ってきた方がいらっしゃった事です。
これは山形県のお酒ですが、酒好きの間ではその入手難度から幻の酒と言われています。まさか福井で十四代を飲めるとは・・・。
グレードは純米吟醸ですが、それでもネット上では3万超えてますね。これを定価で手に入れたというのだから凄い。
そしてこちらは「作(ザク)IMPRESSION type-G」という三重県のお酒です。
小ロットを限られた店舗で発売している、こちらも珍しいお酒のようです。
微発泡の炭酸としっかりとした味わいかつ品の良い口当たりが特徴的でした。写真では見辛いですが、模様入りのボトルが美しいです。
そして福井からは「花垣 米雫 貴醸年譜 7年貯蔵」。
これは貴醸酒という種類の日本酒です。
詳しい説明は省きますが、濃厚でまったりとした甘さが特徴です。
貯蔵年数が1年物、3年物、7年物、10年物という等級で売り出されており、年数が伸びれば伸びる程味わいが濃密になります。
販売店が限られており、福井市内ではヤスブン以外で見た事がありません。
それでもこの会の参加者は皆平然と知っていたので流石です。
この他にも様々な美味しいお酒がありましたがキリが無いのでこの辺で止めておきます。
イベントの様子
お酒の紹介と共にグラスで渡されます。
一杯毎は少量ですが、14人分のお酒が来るので帰る頃にはベロベロです。
少なくとも4合(720ml)は飲みましたね。別に全部飲み切る必要は無いのですが、残すのが勿体ないので…。
そして、お料理もどんどん出てきます。
全員でシェアするのですが、それでもお腹一杯になります。お品書きがこんなんですから。
料理は全て森のオーブンのオーナーが、福井の食材だけを使用して作っています。
当たり前ですが全て美味い。これで会費3160円ってかなり安いです。
感想
お酒好きにとっては天国ですね。こんなに沢山の種類のお酒を一日で飲める事ってそうありません。
そして何より、お酒好き同士のネットワークが出来た事。それが一番の収穫です。
どこそこでイベントがあるとか、あそこであの酒が買えるとか、〇〇さんという凄く詳しい人が居るから紹介しようか、とか。
そういう情報って絶対にネットでは手に入らない、足を使わないと得られない情報なので本当に参加して良かったと感じます。
それにしても、結構意外ではありませんでしたか?個人経営の洋食屋さんで日本酒会というのは。
私がこのイベントを知ったきっかけは、そもそも以前から森のオーブンを知っていて、お店のFacebookページを見た事から。
要するに、ちょっと探せば自分の住む周りにあるお店や飲食店でも何らかの情報って得られるものなんですよ。これは特に「福井って何も無いなー」と思ってる福井住みの若い人達に伝えたいです。
もし私が書いた記事で「外に出掛けてみようかな」という気になってくれる人が居れば、とても嬉しいですね。
それでは!
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