みなさんは「からすのパンやさん」という絵本を知ってますか?
小さい時に見たことがある方も多いと思います。
私自身も小さい時に毎日楽しく読んでいました。
パンがたくさん並んでるページが一番印象的に残っています。
実はこの絵本の作家さんは、福井県武生出身のかこさとしさんなんです!
有名な絵本の作家さんが福井出身ってなんだか身近に感じられて嬉しいですよね。
今回は「からすのパンやさん」「だるまちゃん」シリーズなどで有名なかこさとしさんについて調べていこうと思います。
かこさとしさんってどんな人?
加古里子(かこ さとし)
1926年福井県武生市(現在越前市)に生まれる。
東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。
児童文化の研究者でもある。現在は、出版を中心に幅 広く活躍。
作品は『からすのパンやさん』を代表する「かこさとしおはなしのほん」シリーズ、『うつくしい絵』、
「だるまちゃん」シリーズ、『とこちゃんはどこ』、「かこさとしからだの本」シリーズ、『伝承遊び考』など600点余。
2008年菊池寛賞受賞、 2009年日本化学会より特別功労賞を受賞。
約40年以上活躍されていて600点ほどの作品を残しているってすごいですよね!
2018年1月にも新刊が3冊も出ています。
『だるまちゃんとかまどちゃん』
『だるまちゃんとはやたちゃん』
『だるまちゃんとキジムナちゃん』
と新作のだるまちゃんシリーズが3冊同時発売です!
かこさとしさんは92歳にという年齢でも、精力的に活躍されていました。
絵本の世界を知れる場所が福井にある!?
そして、かこさとしさんについて知ることができる場所が福井にあるって知っていましたか?
福井県越前市高瀬町にある「かこさとし ふるさと絵本館「砳」(らく)」
2013年4月26日に開館した大人から子供まで遊べる絵本館です。
絵本館の外には、だるまちゃんやからすちゃんのオリジナルの遊具が並んでいます。
中に入る前でも、絵本の中のキャラクターに触れることができます。
館内に入ると、かこさとしさんの絵本で登場する「だるまちゃん」や「てんぐちゃん」などの人形がお出迎えをしています。
周りの壁にもかこさとしさんの描かれるキャラクターがちりばめられています。
右に進むとかこさとしさんのほとんどの作品など、4000冊余りの絵本や紙芝居を読める絵本の部屋があります。
受付のところにはどこからきたのかを記すボードが置いてあります。
ここをみるだけで全国各地から訪れる人がいるのがわかりますね。
2階にはかこさとしさんの手掛ける原画や複製原画などが展示されています。
他にもかこさとしさんの生い立ちやこどもたち、私たちに向けてのメッセージなども展示されていますので、自分の目で楽しんでください!
※二階の展示物は撮影が禁止となっていますのでご注意ください。
では、一階の左側には、だるまちゃんやマトリョーシカちゃんの衣装が着れたり、工作のできる遊びの部屋があります。
私がうかがった日には、紙芝居を遊びにきた人たちに読み聞かせていました。
子供たちは大きな声で笑って楽しんでいました。
こういう雰囲気を楽しめる場所があるってとてもいいですよね。
そして今回のような紙芝居のイベントだけではなく、季節ごとに様々なイベントも行われています。
入口にはいると大きなポスターがはってあります。
気になるものなどありましたら、チェックしてみてはいかがでしょうか?
公式ホームページにも様々な情報が掲載されています。
最後に…
自分が遊びに行った時には、家族連れだけではなく、お友達やカップルの方もいて、みなさん懐かしい思い出話をしていました。
こうやって絵本の世界に触れる機会ってなかなかないと思います。
ぜひ、みなさんも遊びにいってください!
施設情報
館名 | かこさとし ふるさと絵本館「砳」(らく) |
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住所 | 〒915-0832 越前市高瀬1-14-7 |
施設利用時間 | 10:00~18:00 |
連絡先 | 0778-21-2019 |
休館日 | 火曜日、国民の祝日の翌日、年末年始 |
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