こんにちは、ナオヤ(@tsubota708)です。
日本酒だとちょっとキツイ。フルーティでジュースみたいなお酒が飲みたい。日本酒風味ではなく、ちょっと違った風味のお酒を楽しみたい。
リキュールやリキュール風味のお酒は、フルーティさや個性があり、日本酒だと強いという人やお酒の個性を楽しみたい人におすすめです。女子会やプチギフト、手土産としても喜ばれます。
日本酒大国である福井県のおすすめ果物リキュールやリキュール風味のお酒を5銘柄ピックアップしてご紹介します。
和リキュール しそびより
まずご紹介するのは、福井県のしそ(紫蘇)で作っている和風の果物リキュールです。
しそは福井県木田産と使っています。瓶が透けていて、しその鮮やかな色合いが非常に美しい一本です。
氷砂糖とクエン酸により、しその酸味と風味、甘さのバランスが良く、口に含むと三位一体となって広がるところがたまりません。ソーダやサイダーで割ってもグッド。パチパチ弾ける炭酸の泡で、香りが広がります。ストレートで飲むときは、すっきり冷やして飲むのがおすすめです。夏場は酸味が心地良いですよ。
リキュールのアルコール度数は8。日本酒だと度数が高すぎるという人にもおすすめ。友人同士の飲み会や女子会、ギフトなどに重宝する1本です。
姉妹品に、福井市内で栽培したブルーベリーのリキュールもあります。こちらも度数は8。ベリー感が強いので、食前酒やデザート酒にもいいですね。
BENICHU19°樽熟成梅酒(樽熟成梅酒 BAIJO)
次にご紹介する福井県の果物リキュールは、梅酒です。
「樽熟成梅酒 BAIJO」は、熟成梅酒。梅酒の原酒を、ブランデーなどを熟成させるときに使うオーク樽で熟成させて作ります。梅酒というだけでかなり香りが良いのですが、そこに樽の樹の香りが重なり、丸みも出てたまりません。
口の中に含むと、普通の梅酒より柔らかく、とろりとした味わいであることがよく分かります。
キンと冷やしてストレートで飲む他、氷でオンザロックなどもおすすめ。アルコール度数は19度ほどなので、度数高めのお酒をあまり飲んだことのない人はご注意を。
以前まで「樽熟成梅酒 BAIJO」という名前で販売されていましたが、現在はリニューアルされて「BENICHU19°樽熟成梅酒」という名前になっています。
ボトルは高級感のあるブラック。果物リキュールというより、ブランデーやウィスキーの瓶に近いかもしれません。金の字体も洒落ています。洋酒や日本酒を好む人や男性、上司などへのギフトにも使える高級感のある果物リキュールです。
同シリーズには「BAIJO レモングラス」というハーブ酒も。すっきりとしたレモングラスの風味で、女性に特に人気があります。度数は8度と低め。ワインのような外観のお酒なので、洋酒好きにもおすすめです。
蘭麝酒(らんじゃしゅ)
「蘭麝酒(らんじゃしゅ)」は、福井県の青木蘭麝堂が製造しているお酒です。
青木蘭麝堂は戦国時代に漢方薬業をスタート。健康酒として名高い蘭麝酒(らんじゃしゅ)を作りました。健康酒として高い評価を受けていた蘭麝酒は、北前船で北海道などにも運ばれていた記録があるそうです。蘭麝酒は明治天皇の侍医にも高く評価されており、酒好きや健康維持に熱心な人たちには、非常に有名なお酒です。
蘭麝酒は朝倉氏の伝統薬味酒。日本酒のような瓶デザインですが、十数種類の薬味を使って作る、日本酒そのものとは違ったお酒になります。朝倉氏が健康増進のために愛飲していた、日本の薬味酒の代表的な銘柄です。
味は清涼感があり、漢方薬のような独特の香りもあります。飲み慣れない人は癖を感じるかもしれませんが、飲んでみると深い甘さが広がって、なかなか美味だと感じるはず。
アルコール度数は16度。薬味酒なので、ぐいぐい飲むタイプのお酒ではありません。目安の量を飲むのですが、このときにお湯などで割ってもOK。体が温まります。
歴史好きや、ハーブ、香草などが好きな人。健康増進に興味のある人にプレゼントすると喜ばれるお酒です。
うす墨桜
蘭麝酒と同じ酒造が作っているお酒が「うす墨桜」になります。名前から、日本五大桜や三大巨桜の方のうす墨桜を連想してしまいますが、ちょっと違います。「うす墨桜」というお酒は、昔ながらの本みりんの製造法で作られているお酒なのです。
本みりんは、台所に欠かすことのできない調味料。調味料としての印象が強いため、飲み物やお酒にはあまり結び付かないかもしれません。
うす墨桜は本みりんとして料理にも使えますし、果実を使って果実酒のようにも楽しめます。また、ストレートで飲むのもおすすめ。淡い黄色のお酒は甘く、原料のもち米の風味も感じさせる仕上がりです。ちょっと冷やして飲んだり、ぬるま湯で割って飲んだりしても美味しいですよ。
うす墨桜のボトルやラベルのデザインは、淡い桜を思わせるデザインです。リキュールっぽいデザインでもありますね。和のテイストが活かされています。手土産や贈答酒にすると喜ばれるので、おすすめです。もちろん、自分用にもどうぞ。
一筆啓上 柚子の酒
久保田酒造で作っている「一筆啓上リキュールシリーズ」は有名です。日本酒酒造が作ったリキュールは「日本酒感が強いのでは」と思われがちですが、特にそんなことはありません。風味がしっかりしていて飲みやすく、日本酒などを普段ほとんど飲まない人でもぐいぐい行けます。日本酒造で作っていますが、いたって普通の美味しいリキュールという感じです。
久保田酒造ではさまざまなリキュールをあつかっており、いろいろな味を合わせたセット買いが人気です。百香果(パッションフルーツ)や梅なども人気ですが、今回はすっきりした飲み口の香りが魅力的な「柚子の酒」をご紹介。
超辛口日本酒に漬け込んで作るお酒ですが、キツさはほとんどありません。柚子のほろ苦さと風味が口の中に広がり、非常に爽やかな印象です。炭酸などで割っても美味しいですよ。度数が10程度と低めなところもポイント。
なお、一筆啓上リキュールシリーズには、発泡タイプもあります。発泡タイプは梅と柚子の2種類。どちらも小瓶で飲みやすく、アルコール度数は5と低め。女子会やちょっとしたお土産に重宝するお酒です。
今回は福井県のリキュールやリキュール風味のお酒をご紹介しました。
どれも面白く、美味しいお酒です。ぜひお試しください。福井県外の方へのギフトにもおすすめですよ。
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