福井県はそばで有名です。福井といえばやっぱり越前そばですよね。楽天などの大手通販サイトでも福井の名物であるそばを扱っていますし、ネットを検索すると越前そばのおすすめ店などがヒットします。
福井といえばカニ、甘エビ、サバ、それにそば(蕎麦)です。
今回の記事では、福井のそばの実態についてお話ししたいと思います。そばにまつわる話題として、そばの作付面積の全国順位や、福井県民がどれくらいそばを食べているかについて調査しました。
福井県のそばの作付面積の全国順位は?
まずは福井県がどれくらいそばを作っているのかお話しします。
福井県のそばの作付面積の順位は全国7位です。
令和2年度に、最もそばの作付面積が多いのは北海道です。北海道だけでそばの全国作付面積の40%近くになっています。次が山形県で全体の8%。その次が長野県で全体の約7%になっています。続いて秋田県の6%、福井県の5.7%と続き、その次が福井県です。福井県の作付面積は日本全国の約5%になっています。
全国の中でも福井はそばの栽培に割く面積が多い方ということですね。
福井県民はどれだけそばを食べているの?
そばとうどんを総合した乾麺の消費量を見てみると、福井県の消費量は全国20位になっています。
福井県では年間ひとりあたり845円ほど乾麺(うどん・そば)を消費している計算です。うどん、そばを合計した金額なので、仮に均等に割ると、1年あたりひとりそばには420円ほどかけている計算になります。乾麺の合算なのであくまで仮ですが・・・作付面積が日本内で7位になっている割に、消費はそこまで多くない印象ですね。
なお、乾麺のうどん・そばを最も食べる県は秋田県でした。秋田県はひとりあたり年間乾うどん・そばに1,758円も使っている計算になります。次は香川県で、1,572円でした。秋田県と香川県はうどんで有名な県なので、どうしてもうどんに多く支出する結果、上位に来ているのかもしれないですね。
なお、全国平均は788円でした。福井県と全国平均を比較すると、福井の方が消費量は少ないですね。
福井県民は生のそば・うどんでは上位にランクイン
そばは乾麺だけではありません。生もあります。福井県の消費量の全国ラインキングでは、生のそば・うどんの方が乾麺より上位でした。
福井県の生うどん・そばのひとりあたりの年間消費は1,287円です。全国ランキングで見ると都道府県では10位という結果でした。うどんとそばを合算した結果ですが、福井県民は乾麺より生タイプの面の方を食べているのかもしれません。
なお、日本で最も生うどんとそばを消費しているのは1位が香川県で、2位が長野県になっています。香川県や長野県はうどんやそばが名物の県ですよね。全国平均の消費量は年間1,123円になっており、福井県よりやや低くなっています。
福井県は外食でそばをたくさん?
福井のそばに関係する面白いデータとして、うどんとそばの外食データについてもご紹介します。
日本では年間ひとりあたり、うどんやそばの外食に2,700円くらい使っているというデータがあります。福井県はどのくらい外食でうどん・そばを食べているかというと、全国平均より多い3,700円ほどになっています。全国平均の支出より多くなっていますよね。
都道府県のランキングで見ると、うどん・そばを外食でよく食べる県の5位になっています。福井県民は乾麺タイプのうどんやそばはあまり食べていませんでしたが、生麺タイプのうどん・そばはより食べる県で、外食ではさらに食べているという感じかもしれません。
なお、外食で最もうどん・そばを食べているのは香川県という結果でした。香川県は年間ひとりあたり5,700円くらい使っている計算です。うどんとそばのデータでは、香川県はかなり強いですね。
今回は福井の面白情報としてそばにまつわる話をしました。
福井の食生活も分かるような、情報だったのではないでしょうか。
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