福井県民は醤油・味噌・塩どの派閥が多いのか?徹底調査してみた

今回はちょっと変わった視点で調査してみました。

よく「味噌派? それとも醤油?」という話を耳にしませんか。よく聞かれるのはラーメンの話ですが、味噌や塩の話はラーメンに限った話ではありません。塩や味噌、醤油などの調味料はよく使われるからこそ、料理全般の味付けの話だと言えるでしょう。

福井県の場合は醤油・味噌・塩、どの味付けを好む人が多いのでしょう。調味料の年間消費量から、県民が好む味付けについて考えてみました。

なお、塩はパスタを茹でるときに使うなど、調味料は味付けだけに使われるわけではありませんから、消費量だけで味の好みを割り出せるものではないかもしれません。今回は仮に「料理の味付けに使われている」と仮定して考えてみましたので、その点はご了承ください。

調査には総務省統計局「家計調査」「小売物価統計調査」を使いました。

福井県民の塩の消費状況

まずは福井県民の塩の消費状況を見てみましょう。塩は洋食から和食まで幅広く使います。保存食作りなどにも使いますから、県民だけでなく日本全国どこでも味付けに使う機会は多いと言えるでしょう。

1人あたりの塩の年間消費量は1.3~1.4袋ほどになっています。ここで言う袋というのは、スーパーでよく見かける1㎏入りの食塩の袋のこと。1年であのずっしりした袋で1袋以上消費しているわけですね。意外と塩を使っているなという印象ではないでしょうか。

では、福井の場合はどうかと言うと・・・1人あたり1年間に1.5袋ほど消費しているという結果です。全国平均よりもやや塩の消費量は多いようです。塩の消費量の県別ランキングでは15位前後に位置しており、すべての県の中ではやや順位が高い傾向にあります。

なお、すべての県の中で一番塩の消費量が多い県は長野県でした。最も少ない県は愛媛県という結果です。

福井県民の醤油の消費状況

続いては醤油です。

醤油の1人あたりの年間消費量の平均は2.3~2.4リットルになっています。醤油といえば海産物を食べるときによく使いますよね。福井は海産物で有名な県なので醤油はよく使い、好まれてもいそうですが、どうなのでしょう。

福井の醤油の年間消費量は2.2リットルくらいになっています。大きなボトルを消費してしまう計算ですね。ただ、全国平均の消費量よりは少な目です。

福井の醤油の消費量を全国ランキングで見ると中間より下の30位前後。

福井は醤油使っている県だと思っていましたが、全国平均や県別ランキングではそれほどでもない、むしろ消費量は平均より少な目でランキングも下の方という結果でした。

なお、すべての県の中で醤油の消費が一番多い県は長崎県になっています。反対に最も少ない県は沖縄県です。

福井県民の味噌の消費状況

次は味噌です。味噌といえば食卓に欠かすことのできない味噌汁には必須です。福井県でも消費量はそれなりの多いと考えられるのですが、実際はどうなのでしょう。

年間の1人あたりの味噌の消費量は全国平均で1.8㎏くらいになっています。では福井県はどうなのかというと、年間で約1.5㎏と全国平均より少ない結果でした。県別のランキングで見ると醤油と同じで中間よりやや下の30位前後。味噌を使ってはいるが、たくさん消費するわけではない。これが福井県の消費状況のようです。

なお、味噌を最も多く消費する県は鹿児島県で、最も消費が少ない県は和歌山県になっていました。

福井県民の味付けの好みは・・・

福井県の塩・醤油・味噌の消費状況をチェックした結果、塩が最も多く醤油と味噌は全国平均より消費が少ないという結果でした。

味噌と醤油の消費量はともに30位くらいになっており、どちらがより好みかを比較できる様子ではなさそうです。

最も使われているのは塩なので、味付けの好みとしては 塩>醤油、味噌 と言えるかもしれません。

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