*記事の最後にsin家の新米5Kgプレゼントキャンペーンの情報も載ってるので最後まで見てね!
みなさん、こんにちは。
熱い残暑が続きますね…みなさん体調には気を付けてください!
そんな残暑の中、sin家では稲刈り真っ最中です。
今回の記事は、実家の稲刈りについて書きたいと思います。
いままで、知らなかったお米の事や稲刈りの事を書いていきますので興味のある方は是非見てください。
福井の境地
”稲作”と一言で言っても「田植え」や「稲刈り」といった皆さんが知っている工程を含めて88の工程があります。
ちなみに、米という漢字を分解すると「八 十 八」となり語源にもなっております。
最近では、農業のオートメーション化が進みほとんどの作業が省力化されてきています。
最近話題になったGPS位置制御の自動運転トラクターなどが良いたとえではないでしょうか。
ただ、僕の実家は超絶限界集落で山奥にあるためそんなものとは関係ない地道な作業をしなければなりません。
福井の山奥で携帯の電波もつながらない秘境にあるためGPS制御の自動運転トラクターなんて役にも立ちません笑
毎年、田植えや稲刈りなどは親戚家族総出で行います。
百姓歴70年の祖父祖母に教わる
毎年、祖父祖母から稲作のいろんなことを教わります。
例えば、水の管理や農薬の散布方法、稲の刈り方に至るまでまだまだ知らないことばかりです。
ばぁちゃん曰く、お米は人間と同じで「肥やしをやりすぎると自身で立つことができなくなりダメになる」と毎回言われます。
どういうことかというと、肥料を与えすぎると稲は栄養を過剰に取りすぎて稲穂が重くなり、自身で立つ力がなくなり倒伏してしまいます。
楽な楽な方へと行くのではなく、稲も人間も過酷じゃなければ自分の足でちゃんと立つことができないというありがたいお言葉でした。
倒伏した稲は非常に刈りにくく、人の手で起こしてやらなければコンバインで刈り取ることができません。
倒伏した稲から芽がでればお米の等級は下がり買取価格もグーンとさがっちゃいます。
ちなみに、肥やしのやりすぎじゃなくても倒伏する稲ができるのですが、その原因は台風により強風や稲穂の熟成しすぎによる倒伏も考えられます。
稲穂の熟成期を見定めていいタイミングで刈り取ることが一番大事だと祖父祖母は毎回教えてくれます。
このタイミングというのが凄く難しく米作り70年の祖父祖母も経験と勘が便りらしいです。
稲の収穫後もいろんなことが・・・
稲の刈り取りが終わると、軽トラックに乗せたレザーコンテナに移して籾専用の乾燥機へと投入します。
籾専用の乾燥機では、1日から2日かけて穀物の最適な湿度や温度を調整して一定の水分量にします。
大体の目安として1粒のお米に14%から15%の水分が含まれると美味しいお米になるらしいです。
ちなみに今年のお米の水分量は14.5%でした。
籾の乾燥が終わると、籾摺り機という機械に移し籾からもみ殻を取り除きます。
ここでみなさんが良く聞いたことがある玄米という状態になります。
さらに玄米をふるいにかけ一定上の大きさの玄米だけを選別します。
選ばれなかった玄米は網下米として扱われます。
*網下米とは色味や大きさが伴わない玄米の事を指します、見栄えや品質的に少し悪い為家畜などの肥料に扱われたりします
厳しい検査を受け合格を受けた玄米は、測量機に移送されJA既定の袋に袋詰めされ出荷されます。
最近の田んぼ事情
最近の田植え事情としてはやはり造り手不足が否めません。
高額な農機具を揃えるだけでも大変で・・・
減反政策や小麦消費量の増加によるお米離れも懸念の一つです。
さらに追い打ちをかけるように害獣の増加による稲への食い荒らし被害など。
作り手が増えにくい原因がたくさんあります。
そんな中でも、僕や父は祖父祖母から昔ながらの農業を受け継ぎ「美味しくて安心して食べれる米」を作っていこう頑張っています。
まだまだ未熟な自分ですが、少しでもみんなに美味しいお米を届けられたらいいなと思ってこの記事を書きました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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