【前編】古事記・日本書紀に登場する福井の逸話

福井県は歴史の古い自治体です。大昔は「福井県」という名前こそありませんでしたが、昔の記録には福井だと予想される記録が散見されます。地名は違っていても歴史の古い地域であることは確かです。

古い記録の中でも有名な古事記・日本書紀(記紀)には現・福井県のことがいくつも書かれており、県のホームページには記紀ゆかりの地として記載があり、pdfでの資料配布なども行っています。

今回は古事記・日本書紀で紹介されている福井の逸話について、前後編でお届けしたいと思います。

古事記・日本書紀(記紀)ってなに?

古事記と日本書紀は共に日本の古い逸話を集めた記録です。現在は本として刊行されており、Amazonなどのネット書店でも購入できます。古事記と日本書紀を合わせて「記紀」とも呼ばれています。

ネットや大手通販サイトで「古事記」「日本書紀」と検索するだけで、かなりの冊数がヒットするはずです。いろいろな著者や出版社が出しているので、興味のある方はぜひ検索・購入してみてください。

古事記とは

天皇の由来や国の成り立ちについて記された書物で、全3巻です。神話の時代の神々から国譲りを経て成立する日本古代のことが書かれた記録でもあります。

古事記の成立は平安時代だといわれていますが、言葉の使い方から奈良時代ではないかという説もあります。古事記は2012年に編纂1300年を迎えました。

日本書紀とは

日本書紀も日本の古い記録です。成立は奈良時代だといわれています。

古事記と日本書紀は一部重なるエピソードが記載されていますが、内容が食い違い、別の描写がなされていることもあります。よって、日本書紀と古事記を読み比べると「古事記は書き方が違っていた」「日本書紀と古事記って似ている話が載っているのだな」と思うかもしれません。

たとえば、古事記に書かれている出雲神話の大国主神(おおくにぬしのかみ)の物語。古事記の場合は因幡の白うさぎを助けるエピソードなど、大国主神のエピソードが詳しく記載されています。

対して日本書紀は出雲神話の部分は大部分省かれ、簡略化されて記載されています。これは、古事記が天皇家や国の成り立ち、神話などに比重を置いているのに対して、日本書紀は歴史に重点を置いているからだとか。古事記より歴史書としての性質が強いのが日本書紀になります。

日本書紀は2020年で完成1300年を迎えました。

古事記と日本書紀には福井のどんな逸話が載っているの?

古事記や日本書紀には、現・福井の海産物や今でも伝わっている伝承について記載があります。古事記や日本書紀では次のようなエピソード、記載が見られます。

・越前がに

・若狭の鯛

・若狭の塩

・継体天皇

・氣比神宮

皆さんもよく名前を耳にするものばかりではないでしょうか。カニや鯛は今日の福井の特産品でもあります。こんなに古くから、それも古事記や日本書紀にも記載が見られるなんて、驚いてしまいますね。

古事記・日本書紀に登場する「若狭の塩」

若狭の塩は日本書紀(日本書紀武烈天皇即位前紀)に特別な塩として登場します。当時、若狭の塩は「角鹿の塩」と呼ばれていました。記録では、角鹿の塩は呪われていないため、天皇の食事に唯一使われているとあります。

呪い・・・というと穏やかではありませんが、当時から福井が塩で知られていたことは、記録から読み取れるのではないでしょうか。

なお、若狭の塩(角鹿の塩)は現在、楽天などのネット通販で気軽に買えるようになっています。知人や友人、仕事の知り合いに福井を紹介する際は「こちら、日本書紀にも記された特別な塩です」と福井の塩をつけても面白いかもしれません。

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古事記・日本書紀には他にも面白い福井にまつわるエピソードがあります。

そちらは後編でご紹介しますのでお楽しみに!

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