「パブリックハウスおいち」で昔ながらの飲み屋の原風景を垣間見た

軒先に「深夜食堂」と標榜するのぼりがはためいている。

ここの前を通りがかる度、深夜食堂とはあの漫画の深夜食堂だろうかと気になっていました。

今回取材したお店は今年の3月でオープン2周年になる「パブリックハウスおいち」という居酒屋さんです。

店内風景、メニュー

カウンター席の背後にテーブル席2つ。

メニューは、例の深夜食堂を模した内容になっています。ちなみに厨房に立つのはSニック’S BAR 本道坊の本多さんだったので驚いた。

18時から21時までは角打ち(本来は酒販店にて酒を買い、店内のイートインスペースで乾き物や缶詰を肴に酒を飲む事)スタイルで営業し、

21時に本多さんが厨房に入ってからは深夜食堂としてオープンします。

そして木・金・土・日の昼間は「南米料理リカレパ」としてコロンビア料理屋になります。

更に、お店の二階は「スペースおいち」と銘打ちレンタルスペースとして貸し出しています。

ダンスレッスンの他、講座・教室としての利用や、セミナー・打合せ、個人的なヨガの練習・プロジェクタを使っての映画上映等、自由な使い方が出来ます。

店頭の張り紙又はFacebookページの一ヶ月のイベント案内表で何が入っているのか確認する事が出来ます。

普通の居酒屋とは一味違う

取材日は4月21日。丁度この日は月一のパーティーイベントの日でした。

カウンターには常連さんと思しき方が数名居られます。

私が気後れして隅っこの席に居ると、オーナーの西澤さんが「折角だからみんなでこっちで飲もうよ」と声を掛けてくれました。

さて、このお店は普通の飲み屋さんとはコンセプトが異なります。

ここで同席したお客さん同士が知り合いになり、何か新しい事や人間関係を始めるキッカケになって欲しいという、

コミュニティースペースとしての側面を持ち合わせています。

近年になって建てられる飲み屋さんは個室を売りにしていたり、

お客のグループ通しが近くならないようにテーブル席とテーブル席の間に充分な距離を取ったり仕切りを入れたりと、

極力他人が気にならないような設計が多い印象です。

これは、近代化の過程でより便利に短時間で買い物を済ませられるよう突き詰めると、

他人やお店の人と殆ど会話をしないライフスタイルが身に付き、結果として現代人の横社会化が進んだ影響だと個人的には思っています。

パブリックハウスおいちでは昔ながらの飲み屋さんスタイルを取り、あえて同じ空間を共有する間取りになっています。

ただの先祖返りだけではなく、レンタルスペースや各種イベント等、カルチャー的な要素を取り入れた新しい世代の居酒屋だと感じます。

昔の私がそうだったのですが、友人も居らず無趣味で仕事と家の往復。誰かと軽く話したくて飲み屋に出向いてもグループ客ばかり。

孤独になるのは容易です。コミュニティースペースというのは、そういう人達の救済になると私は思います。

深夜食堂の魅力

 

何といっても人との繋がりが増える事が魅力だと思います。

「私は人見知りだから難しい」という人も多いと思いますが、

実習相手と会話したくなくて30分間自分の手相を見続けた過去を持つ私より皆さんはマシだと思うので、そんな私でも何とかなるので全然心配する事は無いと思います。そもそもこういうのは失敗ありきです。

それと、上記の写真は本多さんが有り物でササっと作ってくれたおつまみですが、これが酒に合う。酒飲みのツボを良く分かってらっしゃる。

そして個人的に嬉しいのは日本酒が選べる程の数がある点。何故かと言うと、居酒屋なのに日本酒は一本義のみという店も意外に多いのです。

一本義、羽二重正宗(常山)、越前岬、関西、そして福寿杯。

市内で福寿杯を出してる所ってかなり珍しい。しかし敦賀市の覇者で、敦賀市内では一本義並に福寿杯が陳列されています。

日本酒のチョイスも勿論、古き良き日本の酒文化である角打ちというスタイルを打ち出したオーナーの西澤さんの判断も素晴らしいの一言。

お酒そのものを売るというより文化を提供してくれる点に美しさを感じます。

南米料理リカレパ営業時にはまだ入れていないので紹介出来かねるんですけど、

お客さんの一人に何か揚げ物みたいな料理を振る舞ってましたが、美味い美味い言うて食べてました。きっと美味いんでしょう。

とにかくこのお店は色んな事やってます。

様々な文化・人間が入り混じり唯一無二の空間をみんなで形成しています。

是非、訪れてみて欲しい。何か新たなキッカケに繋がると思いますよ。

私「それでは最後に、オーナー西澤さんから読者に向けて一言お願いします。」

西澤さん「このページをご覧の方で、パブリックハウスおいちを使って、自分のやりたい事を実現したいと思う方は、ご遠慮なく連絡下さい。あなたの夢を実現させるお手伝いいたします。」

私「ありがとうございました!」

店舗情報

店名 パブリックハウスおいち
住所 福井県福井市中央1-22-5
営業時間 火曜日~土曜日18:00~21:00(角打ち営業)21:00~26:00(深夜食堂)
日曜日15:00~20:00(角打ち営業)
連絡先 0776-43-0809
定休日 月曜日

 

店名 南米料理リカレパ
住所 福井県福井市中央1-22-5(パブリックハウスおいち店内)
営業時間 木曜日・金曜日11:00~15:00
土曜日・日曜日11:00~15:00(日曜営業は月2回のみ)
連絡先 0776-43-0809
定休日 月曜日~水曜日

 

営業時間や曜日は変更がある事も。来店の際は念のためFacebookページのイベント案内表をご確認下さい。

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ABOUTこの記事をかいた人

ハタ

ブログの神です。つかまり立ちより先にブラインドタッチを覚えました。趣味はブログを同時期に10個立ち上げて10個とも更新停滞させる事ですが、このブログは頑張って続けたいのです。それと、毎日致死量飲む程日本酒が好きなので私の記事は主に日本酒やお酒にまつわるお店、イベントの内容が多くなると思います。よろしくお願いします。