こんにちわ、フクブロライターのsinです。
今日は、福井の山奥にある自分の祖父祖母の山に遊びに行ってきたので記事にしたいと思います。
五月初めということもあり、色々な山菜が採れる時期です。
今回は、その山菜という山の恵みについて書きたいと思います。
*土地の所有者(祖父祖母)に許可を得て山菜を収穫しています。所有者の許可なく山に入ったり収穫すれば罰せられます。
田舎のベンツにのっていざ出発
山奥に住む者にとって最も重要な乗り物といえば、軽トラック!!
荷台に道具や荷物を載せて運ぶめっちゃ便利な車です。
基本的に山菜を採るために必要な道具は前掛けだけなんですが、不測の事態に備えて色々な道具を載せています。
クワや鎌、倒木対策の鋸や縄などを載せています。
sin家の山では、携帯電話の電波が一切ない為ほぼ自力でなんとかするしかありません。
必要な準備を終えて山道を登っていきます。
こんな山道を30分かけて自分の所有地であるsin家の山に向かいます。
行くまでの最中、ひたすらクネクネ道を走ったため運転するだけでも体力使っちゃう感じでした。
sin家が所有している山に行くには、不法入山や不法窃盗を防ぐため、道にいくつもの鎖で施錠をしています。
運転中も、不法侵入や所有者の許可無く入山している人がちらほら・・・
自分たちで食べる分を採るだけならまだ許せるんですが・・・
明らかに個人が消費しきれない量の山菜を採って売りさばく悪質なケースが後を絶たないのが現状です。
山菜を採るためには重装備を
山に山菜を採りに行くためには、「長そで」「長ズボン」「手袋」「帽子」「長靴」が欠かせません。
上の写真のような服装が一番安全です。
もちろん、コロナ対策としてマスクも忘れずにしています。
山を甘く見て、山に軽装で行くのはNGです。
蜂やマムシ、ムカデやヤマダニなど山には危険な生物がいっぱいいるので注意も必要です。
それでは、早速山菜採りを始めて行きます。
福井市の森林組合に加入しているため、ある程度は綺麗に整備されています。
ただ、昨年積雪が少なかったため茨が大量に発生していました。
見た目は小さい白い花を咲かす綺麗な草なんですが、見た目に反してちょ~~棘だらけ(汗
分厚いジーパンをはいてても刺さるとめちゃくちゃ痛かったです。
様々な山菜
五月初旬に取れる山菜といえば、先端がくるくるしているゼンマイや春の訪れの象徴のわらび等々。
色々な山菜が採れます。
*上の写真赤丸で囲っているのがゼンマイです。
ゼンマイには2種類あり、「男ゼンマイ」と「女ゼンマイ」があります。(正式名称ではありません)
写真のゼンマイは男ゼンマイといい、とってもじゃないけど硬くて食用にはつかえません。
ただ、男ゼンマイを中心に食用のゼンマイ(女ゼンマイ)が大量に発生します。
基本的には、男ゼンマイは摘まないで翌年の為に放置するのがsin家では暗黙のルールとなっています。
まさに、植物界の一夫多妻制といえるかもしれません。
今年は、昨年の暖冬の影響で収穫が少ないかなと思っていたのですが。
わらびやゼンマイなどが約1㎏近く収穫できたかなとおもいます。
タケノコもとれちゃいます。
春といえば、タケノコですよね。
sin家の竹林ではタケノコ堀もできちゃいます。
タケノコの周りをクワで優しく掘って根元をテコの原理でエイッっと掘り起こすと簡単に採れちゃいます。
ただ、最近はイノシシの獣害によりタケノコの数が年々少なくなってきています。
タケノコのやわらかい先端部分をイノシシが食い荒らすため、食べられないタケノコがいっぱいあったのが残念でした。
イノシシ自体の母体数が多くなってきている影響が年々でてきているのかもしれません。
山菜料理や天ぷら
獲れたての山菜とタケノコはこんな風に美味しいお料理に大変身。
わらびは灰汁をとって一晩水につけておいてショウガ醤油でお浸しに。
また、天ぷらやかきあげもいいですよね。
ちなみに自分は、タケノコの炊き込みご飯にチャレンジしてみました。
春の風味を味わえる自然からの贈り物は本当にありがたい気持ちにさせてもらえます。
全部おいしかったです。来年がまた楽しみです。
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