どうも、sinです!
今回は、GWに佐々木家一家一同で行った田植え風景や
福井での稲作について紹介していきたいと思います
主に今回は、福井で生産されているお米(稲)の種類や
山間部でのお米作りの特徴をレポートしました
福井が誇る4つの品種
1 コシヒカリ
約60年前福井の農業試験場で誕生しました
名前の由来は、越の国に光り輝くことを願い命名されたそうです
現在では全国各地でコシヒカリの栽培が行われており
コシヒカリからうまれた孫品種も多く存在しています
お米自体粘り気があり
炊き上がりの色に光沢がでます
そして、タンパクやアミロース(米のでんぷんを構成する成分のひとつ)
が低いことが特徴として挙げられます
2 ハナエチゼン
約30年前にこれまた福井で開発された品種です
先に誕生したコシヒカリの孫品種になります
コシヒカリに比べ、色味は強い白色をしており
発育も早く、収穫量も多いという特徴が挙げられます
そのため“白い、早い、旨い”の3拍子が揃っている米と言われています
主に、学校給食としても食されてます
また、冷めても粘り気があるためお弁当やおにぎり
などが最適です
3 イクヒカリ
2004年に新種登録され
福井農業試験場で誕生しました
幾久しく光り輝くお米という願いがこめられ命名されました
名前どうり、コシヒカリのひ孫品種になります
コシヒカリに比べ倒伏(稲が地面に倒れる事)がしにくい事や
いもち病に対しての耐性などある等
コシヒカリより生産しやすいことが特徴に挙げられます
また、コシヒカリの味をしっかり受け継いでおり
冷めてもコシヒカリに比べ粘りが強く
おにぎりやお弁当に最適です
つまり、コシヒカリの改良版といったとこでしょうか
4 あきさかり
2009年に福井で奨励品種として採用され
ハナエチゼン、イクヒカリ同様
コシヒカリ系統でもあります
名前は、収穫期の秋、人々がこの品種の魅力に満足し、
さらにこの品種が長く愛され繁栄することを願って命名されました
特徴としては、収穫時期が遅いということ
コシヒカリより10日前後遅く
収穫作業が集中することを回避するため
収穫時期の遅い品種開発の声が多数あったみたいです
また、コシヒカリより高温に強く
熟し過ぎても品質劣化が無いうえ
精米精度がコシヒカリに比べ高く
味にクセがなく誰にでも好まれる味らしいです
つまり、育てやすく味が良いという夢のような品種です
苗を植える時期
各苗の品種によって植える時期が違います
発育の早いハナエチゼンは5月はじめから10日前後
コシヒカリ、イクヒカリは五月中旬から植え始めます
*佐々木家の田んぼは福井の山奥にある為
平野部の田植えより1~2週間早めに植えます
このズレを利用して収穫時期を調整します
しろかきと肥し蒔き
まず、田植えを始める上で
最初にすることは
「代掻き」と「肥し巻き」っていうのがあります
代掻きというのは、田植えのために
田んぼに水を入れて
土を砕いてかきならす作業です
代掻きは田んぼに入れる水加減ひとつで
きれいな平面な田んぼができるかが鍵となります
そのため、熟練のプロでも頭を悩ます作業のひとつです
作業にはこのトラクターというものを使い行います
結構、見た目よりガタイがいいです
荒代(1回目の代掻き)と仕上げ代(2回目の代掻き)
を終えた後
肥し蒔きという作業になります
仕上げ代できれいになった田んぼに
半自動肥料まき機でこやしを蒔いていきます
この時、田んぼの隅々まで均等に肥料が
いきわたるように蒔いていきます
この後も、天候などを考慮して
田んぼの中の水の量を調整していきます
いよいよ田植えへ
佐々木家の田んぼでは田植え機で苗を
植えた後、うせ苗という作業をします
うせ苗とは、田植え機で植え損じたとこや
苗が1本しか植えられている所等に
人の手でひとつひとつ苗を植えていきます
結構、地味な作業な上重労働なんです
うせ苗を終えた後の写真です
1つ1つ等間隔に植えられていて
人の手を加えることにより米の収穫効率が
大幅に違いが出ます
次回、
稲作における福井の現状と
山間部ならではの田んぼの工夫を伝えたいと思います
皆さんに美味しいお米を作るため
絶え間ぬ苦労と努力を農家さんはしてます
だから、みんなお米食べてね!!!(切実)
Twitter @sinq0214にて
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