福井のウォッカが熱い!日本酒造が本気で作った「KEYS & BRICKS(キーズアンドブリックス)」を飲んでみた

こんにちは、ナオヤ(@tsubota708)です。

前回の昆布リキュールに引き続き、福井のお酒を飲んでみました。

日本酒好きからの反響がすごかった福井県の昆布リキュール「昆布海道 ふくい 澪曳(みおひき)」を飲んでみた

2020.02.02

今回飲んだお酒の名前は「KEYS & BRICKS(キーズアンドブリックス)」。
福井県の日本酒造「西岡河村酒造」が作っている国産ウォッカです。

福井県というと日本酒という印象があるかもしれません。実は、福井県には「昆布リキュール」などの、ちょっと変わったお酒から、今回の国産ウォッカまで、いろいろなお酒を作っているのです。

福井県の国産ウォッカ「KEYS & BRICKS」は、注目度がドンドン上がっているお酒のひとつになります。

ウォッカってどんなお酒なの?

皆さんは「ウォッカ」というお酒にどのような印象を持っていますか。ウォッカというお酒を知っている人は、「ロシアとか、そっちの方の強いお酒」という印象を持っているかもしれないですね。

ウォッカはロシアやウクライナなどの東欧で愛飲される蒸留酒の一種です。蒸留酒とは、醸造酒を蒸留して作ったお酒のことで、アルコール度数が非常に高いところが特徴になります。

日本でよく飲まれている焼酎や泡盛、ウイスキーなどが、よく知られた蒸留酒です。どれも度数が高いですよね。ウォッカ・ジン・ラム・テキーラの4種類の蒸留酒を「世界4大蒸留酒」と呼びます。カクテルに使う定番酒という印象もあるのではないでしょうか。

蒸留酒の原料は小麦などの穀物やトウモロコシ、ジャガイモやサトウキビなど。リンゴやブドウなどの果物を使うこともあります。

よく焼酎に「米焼酎」「麦焼酎」などの名前がついているところを目にしませんか。米や麦を使っているため、焼酎の前に米や麦という漢字がついているのです。

ウォッカはライ麦やジャガイモ、フルーツなど、銘柄によっていろいろな素材が使われています。

日本酒とウォッカは異なった酒類ですが、日本酒造が焼酎を出していることがあるように、酒作りで新しいチャレンジをしている日本酒造などは、ウォッカ作りなどに挑戦していることがあるのです。

福井県の国産ウォッカ「KEYS & BRICKS」も、そんな日本酒造が「新たなチャレンジ!」として作ったウォッカになります。

ウォッカの味の特徴は?

福井県の国産ウォッカ「KEYS & BRICKS」の話に移る前に、知っておきたいポイントをもうひとつ。

ウォッカを飲んだことのある人は、ウォッカの味について覚えがあることでしょう。ウォッカを飲んだ経験のない人は「度数もキツイから、味もキツいのではないか」という印象を持っているかもしれません。

実は、そんなことはありません。
ウォッカは極めて癖のないお酒です。

ウォッカに鼻を近づけると、ツンとしたアルコール感はありますが、他にはこれといって香りを感じません。中にはフルーツ系のウォッカもあるため、種類によって違いはあるのですが・・・。

基本的なウォッカは、アルコール感のある香りが強く、それを除けば無臭といっか感じでしょうか。味も非常にシンプルです。

日本酒などは口に含んだときに「お米感がある」「フルーティ」などと表現されることがあるのですが、ウォッカはほぼ味を感じません。飲み込むときに、度数の強さで喉がカッと焼けるように熱く感じるくらいでしょうか。極めて無味無臭に近いからこそ、リキュール類と混ぜるとキレイで美味しいカクテルになるわけですね。

ウォッカの種類によっては、舌の上で転がすと、香草の香りや甘みを感じることもあります。フルーツが使われている場合は、ほのかなフルーツ感もありますね。度数自体は40度前後と高めですが、癖がないので初心者にも飲みやすいお酒です。洋酒感も強くないため、日本酒好きにも飲みやすいですよ。

ウォッカの基本はほぼ無味無臭。この味や香りを念頭に、日本産ウォッカであり、福井の日本酒造が作る注目のウォッカでもある「KEYS & BRICKS」について話を進めましょう。

福井の国産ウォッカ「KEYS & BRICKS」とは

出典:https://www.keysandbricks.com/

ウォッカ「KEYS & BRICKS」を作っているのは、福井県の日本酒造である西岡河村酒造です。

西岡河村酒造は「月丸」「天津神力」などで知られる酒造になります。「KEYS & BRICKS」は、100年以上の歴史を持つ日本酒造が本気で作ったウォッカです。

ウォッカの60%ほどは水なのですが、西岡河村酒造は雪解け水が流れ込んだ美しい地下水を使ってお酒を作っており、ウォッカの美味しさや清廉さにも、水の良さが反映されているところが特徴になります。

ウォッカの種類は全部で4種類。

プレミアムショット

国産のお米を原料にしたウォッカです。香りも味も癖がないため、度数の高いお酒をストレートで飲みたい人や、カクテルのベースに使いたい場合におすすめです。

オンザロックや炭酸割りなどでもすっきり癖なく飲めます。度数は35度です。

プレミアムショット・マンゴー

コーン由来の国産ウォッカです。マンゴーフレーバーなので、口に含んだときや鼻を近づけたときに、ほんのり香るマンゴーの風味が特徴です。

炭酸水などで割ってもいいですが、ストレートで飲むとフルーツフレーバーの風味がより引き立ちます。35度という度数を感じさせない甘く軽めな風味が魅力です。

プレミアムショット・レモン

こちらもコーン由来のウォッカですが、フレーバーはレモンです。レモンはレモンでも、無農薬の瀬戸内レモン。漬け込みをしているので、口に含むと鼻をすっと抜けるようなレモンの風味があります。

度数は35度ですが清涼感があるので、さほど度数が高めに感じられないはずです。炭酸との相性抜群ですよ。もちろん、ストレートも美味です。

プレミアムショット・シソ

同じコーン由来のウォッカで、風味は実に珍しいシソ。あまり見ないウォッカですね。ウォッカは洋酒ですが、シソのフレーバーだと一気に和風感が出ます。

度数が35度。シソのえぐみや苦み、独特の香りを残してあるので、ストレートより割って飲む方がおすすめです。炭酸割りの他に、ジャスミン茶割りなどでもOK。

福井のウォッカ「KEYS & BRICKS」を飲んでみた

「福井のウォッカが熱いし美味しいから飲んでみて欲しい」と、県外の方におすすめされ実際にプレミアムショット・マンゴーを飲んでみました。

飲み方はを、「ストレート、ロック、レモン汁、グレープフルーツ割り、レッドブル割り」、で試してみました。

まず、ボトルの見た目がキレイですね。シンプルなんだけど、オシャレ。
日本酒の瓶みたいですね。マンゴーの方は瓶も透明感があって、液体もほぼ無色。デザインも、バーにあっても、日本酒の居酒屋にあっても、違和感なしです。すごく女性受けの良さそうなデザインだと思います。

ストレートで飲んでみる

カーーー!さすがウォッカ!めちゃ喉が熱い!

ただ、飲みにくいということはなくめちゃくちゃ香りがフルーティー!
海外のウォッカより味も香りも丸い感じがします。

ロック、レモン汁で飲んでみる

ロックで飲むとストレートで飲んだ時より、だいぶ舌触りが良くなったように思います。

レモン汁を絞って入れてみたんですが、入れない方が美味しいかも。
できれば、直の味を味わってください。
ライムを使ってモスコミュールにしようかと思ったんですが、ライムがなかったのでできませんでした…。

ちなみにモスコミュールの作り方は、「ウォッカ:ライムジュース:ジンジャーエール=3:1:8」です!

グレープフルーツで飲んでみる

これがめちゃくちゃ美味しかった!今回お酒を割る用のジュースを買ってみたんですが、これが正解でしたね。きついお酒が苦手という方もまずはこれから飲んでみてもいいかも。

ウォッカにグレープフルーツを1:3で混ぜると、ブルドッグになります。塩を入れればソルティ・ドッグですね。

レッドブルで飲んでみる

最後にレッドブルで割って飲んでみたんですが、これは微妙だったかも。

レッドブルの主張が強すぎて、レッドブル飲んでる感しかなかったです…。

一気に酔いたい時とかは、これで飲んでみるといいかもしれません。

最後に

今回自宅でいろんな飲み方試してみましたが、他にもいろいろ試してみたいと思います。

日本でもジンやウォッカなどの蒸留酒にじわじわとブームの火が点き、和製ジンなどが注目されるようになりました。ウォッカも癖がなく、飲みやすい蒸留酒として注目を集めています。

福井県は日本酒もおすすめですが、和製ウォッカも熱いのでおすすめ!
福井の老舗日本酒造が作ったウォッカ。ぜひ、贈答や自分用に購入してみてはいかがでしょう?

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