福井の天空の城(ラピュタ)「越前大野城」の見ごろや幻想的な風景が見られる条件

映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開がニュースになりました。監督である庵野さんなどはNHKで取り上げられるなど話題になりましたよね。

エヴァンゲリオンは息の長いアニメシリーズなので「子供の頃に見た」「まだ続いていたのか」と懐かしく思う人や当時を思い出す人、見たことはないがよく名前を耳にする人などさまざまではないでしょうか。

さて、そんなエヴァンゲリオンの監督・庵野さんは次回作あたりで「国民的な作品」のリメイクをするのではないかと話題になっています。庵野さんは以前から『風の谷のナウシカ』のリメイク・続編に意欲を見せているとか。

ジブリといえば国民的なアニメが多数ありますよね。魔女の少女が宅急便をする話や空に浮かんだ城の話など、夢のある作品がたくさんあります。

今回はエヴァンゲリオンやジブリのネタにかけまして、福井の天空の城(ラピュタ)をご紹介します。福井の幻想的な天空の城の見ごろや見られる条件などを解説します。

福井の天空の城!越前大野城とは?

越前大野城とは、福井県大野市にあるお城です。「日本の名城百選」にも選定されていますし、有名な観光スポットなので知名度もありますよね。

越前大野城は明治時代まで大野藩の藩庁が置かれていました。わりと最近まで機能していたお城という印象です(といっても明治はかなり昔ですが)。

越前大野城は織田信長にゆかりのあるお城でもあります。

織田信長から大野の土地を与えられた金森長近(かなもりながちか)により4年かけて建造されたのが越前大野城です。金森長近といえば織田信長と懇意で、織田信長の名前から1字たまわって「長近」と名乗ったと伝わっています。織田信長といえば尾張(現在の愛知県)ですから、意外な縁ですよね。

なお、現在の越前大野城は再建されたものです。天守なども昭和に再建されています。

越前大野城は観光スポットとして12~3月の休館月を除いて公開されています。お城の中には歴史的な資料が展示されている他、気象条件によっては「天空の城」と絶賛される明媚な景観を楽しめることでも人気を呼んでいます。

越前大野城では幻想的な風景が見られる

越前大野城では特定の条件下で「天空の城だ」と感動するような光景が見られます。城の下に雲が立ち込め、あるいは雲海が広がり、まさにラピュタのようになるのです。

観光客の中にはこの光景が見たくて、狙って越前大野城を訪れる人もいるようですよ。

たしかに幻想的で美しい光景です。「ラピュタは福井にあった!」と声を大にして言いたい、本当に見事な景観ですよね。

福井版のラピュタの見ごろ・見られる条件

福井版のラピュタは毎日見られるわけではありません。気象条件などが重なってはじめて越前大野城がラピュタ化します。

条件はおおよそ3つ。ひとつは「月」で、ふたつ目は「時間」。そして3つ目は「気象」です。

天空の城・越前大野城は10月~4月ころによく見られ、中でも11月に見られる可能性が高いといわれています。見たい人は11月に旅行プランの照準を合わせておくといいかもしれないですね。

越前大野城がラピュタのようになったところを見るためには、時間も重要です。見られる時間は明け方から9時ころまでなので、綺麗な景色を見るためには早起き必須になります。見られそうな日は目覚ましを早めにセットしておいてください。日の出を楽しみながら雲海化を狙うのもおすすめです。

3つ目の条件は「気象」。「湿度が高い」「日中と朝方の気温差が大きい」「風が弱い」などの条件に当てはまっている日は見られる確率がアップするようです。たとえば前日雨が降って、翌日は晴れて風が弱い(ほとんど吹いていない)日などは狙い目になります。

撮影スポットについて詳しく掲載してあるページがありましたので、ご紹介します!

https://www.onocastle.net/skycastle/photo/

福井の天空の城について解説しました。

福井だからこそ見られる絶景です。ぜひチェックしてみてください!


*今回記事作成にあたり登山大好き弓子さんに写真を提供をいただきました!ありがとうございます。

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